基本的に神社の参拝は「ニ拝二拍手一拝」とされています。
空前の御朱印・神社ブームのおかげか,神社番組が増えたせいか,実際に参拝していてもほとんどの方が御存知で,広く国民に浸透しているように思います。
しか~し!!
お賽銭や鈴を鳴らす場面,また,拝礼後のしぐさを見ていると「あれっ?」と思うことが多いです。
といいますのは,まず,
〇 お賽銭を入れて御鈴を鳴らす
〇 そして拝殿の正面に向かって姿勢を正し,軽く一礼する(小揖)
そこで,「二拝二拍手一拝」をしたら,
〇 神殿から去る前に最後に一礼する
〇 その際,後ずさりして神前を退く
ことが正しい作法です。
後ろに次の参拝客が待っていると,最後の2つはおろそかになりがちですが,実践するとより丁寧な参拝になると思います。
御承知のとおり,出雲大社や宇佐神宮では「二拝四拍手」が伝統的な作法とされています。私も参拝した時につい「二拝二拍手一拝」しそうになりましたが,ちゃんと大きな字で書いてあります。気を付けましょうね!