祭り(神事)について


神社で行われる主な祭り(神事)について紹介します。

初午祭り

京都伏見稲荷大社の鎮座が和銅4年2月27日初午の日であったゆかりで2月の初午,二の午,三の午の日に五穀豊穣を祈る,家内繁昌祭が行われます。

祈年祭(春祭)

伊勢神宮では2月17日に行われます。五穀をはじめ農作物一切が豊穣であるよう,併せてあらゆる生産が増進するようによ,今年の稲作に取り掛かるに先立って産土神社に祈願する祭りです。春祭りと呼ばれる祭りがこれに当たります。

節分

二十四節気でみた1年の最後の日,立春の前日。災害や邪気を払う行事「豆まき」が行われます。かつては豆まきのことを「追儺(ついな)」「鬼遣らい(おにやらい)」といいました。

厄祓

4日44歳の者が厄祓いを祝います。旧嘉穂郡では初老賀の祝いと呼び,筑紫郡では梅の下で瓢箪酒を飲んで厄祓いをします。宗像の鐘崎では賀の祝いと呼び,3日間かけて盛大に飲みあかします。

大祓

1年の半ばを過ぎたので,今後の半年間を心身清浄に幸福に暮らせるよう,今までの過ち犯した罪穢等一切を不幸の素因を反省し祓い清める神事で,6月30日の夕刻各神社で行われます。大祓には「形代」という紙を人の形に切り抜いたものに,名前と年齢を書き,さらにその形代で身体を撫でて息を吹きかけ,自分の罪穢を移し,それを海や川などに流し我が身の代わりに清めてもらいます。6月末日の大祓を「夏越しの大祓」,12月末日の大祓を「年越しの大祓」といいます。

夏越祭

大祓神事と同じ精神の祭事で7月末に行われます。人形を持参し鳥居等に設けられた茅輪を潜り祓いを受ける行事があります。旧田川郡赤池町では牛馬願と称して,たいまつをともし鉦太鼓の囃子で彦山川に沿って蔵元に至り角力を奉納します。

七夕

1月おくれで8月7日朝露で短冊色紙に揮毫して笹竹に吊し庭先に飾る風習は各地にあり,土地によっては,色紙で着物を作って庭木に吊るします。

新嘗祭(秋祭)

10月を中心として,9月より11月にかけて産土神社で行われます。秋の収穫を喜び神明に感謝し神慮を慰め奉る祭です。放生会,宮座祭,おくんち等,地方色豊かな神事や賑いが行われ,1年中で最も楽しい祭りの一つです。宮中,神宮では11月23日に行われ,この日を勤労感謝の日として祝うのはこの精神に基づくものです。宮中におかれては,天皇御自ら新穀を天照大御神をはじめ神々に供えられ,国家,国民の平安と繁栄をお祈りになり,これをお食しになるお祭りが行われます。ただし,天皇陛下が御即位になられ,初めて行われる新嘗祭を大嘗祭といいます。

煤払い

年末の煤払いには神棚をお掃除し,新しい神宮大麻や神社の神札を納め,榊・注連縄などを新たにしてお正月を迎えます。