現在の西新を中心とした福岡の副都心に鎮座する古社で,境内には紅葉の木が多く,秋には真っ赤な紅葉が訪れる人の目を楽しませてくれます。御朱印ARも有名です。
由来
1482年(室町/文明14年)橋本村に創建。1666年(江戸/寛文6年),三代藩主・黒田光之によって自身の産土神である早良郡・橋本八幡宮の祭神を新たに百道松原に勧請し,以来,福岡藩西の総守護として崇敬されています。現在の地に遷座されたのは大正2年です。神社が所蔵する「板絵著色三十六歌仙絵馬」25点(市指定有形民俗文化財)は,黒田光之が奉納されたもので,市内現存の絵馬の中では最も古い時期の作例とのことです。
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散策
道路から見た夏の時期の鳥居。緑が映えていますが,秋はもっと幻想的です。
紅葉は夏でも見応えがあります。
趣がある手水舎。御利益がありそうです。
参拝するならやはり秋ですね。もみじ祭にはライトアップ&プロジェクトマッピングがあります。
拝殿の中の様子
朱色の社殿は豪華。青空と新緑とのコントラストも最高!
もみじ祭で展示されたちびっこの作品。頑張って作ったんでしょう。微笑ましいですね~。
境内の宇賀稲荷神社。紅葉八幡宮の遷座の際,紅葉山山頂にあった宇賀神社・稲荷神社が合祠されたそうです。
独特の空気感です。
最近,小さな赤い鳥居と狐様が並べられたようです。
近くには力が強そうな「恵比寿様」も祀られています。
昔の鳥居の一部かと思われます。
御神水「利生の水」。水を飲むと腹痛が治まったと伝えられています。
宇美八幡宮にもある子安石
紅葉八幡宮の絵馬掛け。紅葉の形をしているのですが,下の方が色が剥げていて,絶妙のグラデーションです!
『除災獅子頭』は福岡市無形民俗文化財に指定されています。古来より獅子には災いを払い除ける力があると信じられ,地域の無病息災を祈願した『紅葉八幡宮獅子祭り』で用いらています。
案内板には御祭神のほか,由緒や例祭が記されています。
御朱印
御祭神
応神天皇
神功皇后
玉依姫命
所在地
福岡市早良区高取1-26-55