鹿児島県曽於市に鎮座します。古事記や日本書紀の神話と縁が深く、イザナギノミコトがお祓いをなされた聖地として伝えられています。令和3年10月にオートバイ神社に認定されました。
由来
当地は元日向国に属し、檍原、橘嶽、高山、短山、佐久良諸神跡、阿波岐原、小戸池、柄基、盤根子、転の浮橋等の神代の名称を今尚残し、町の古跡に指定されている。当神社は、橘の小戸の阿波岐原中津瀬の伊邪那岐命の禊祓の聖地として鎮座された。上代の建立と伝えるが、年月は不詳である。祭神の神代七代の神々は、福山の宮浦神社より勧請されたという。境内の小戸池には清泉が湧出し、安産の神水として信仰がある。元禄3年修築され、島津継豊公の時寛保3年4月重建、その後数回修造去れた。紀元2600年(昭和15年)に改築、昭和53年には鉄筋にて第一、第二の鳥居が建立された。なお明治42年から43年にかけて、南之郷所在の上津、中津、下津、山口、岩宮、真木男、早馬(後日再び遷座)、稲荷の各神社が合祀された。
散策
一の鳥居から車で進みます。
檍(あおき)神社の社号標。昭和62年に建てられました。
神社に向かう途中。ヘルメットを被った怪しい人形がいました。こわーっ!
二の鳥居まで来ました。奥に茅の輪が見えています^^
近くにあった由緒書き。記載できないくらいの神様が合祀されています。
くぐって左に回り、くぐって右に回り、くぐってまた左に回り、最後は直進します。
小戸池(おとのいけ)の向こうに龍がいました。妊婦がこの池の水を飲むと安産なんだそうです。
龍が気になるけど、先に手水舎で清めます。
拝殿。築80年以上あるそうです。
流造りの本殿。真っ赤でした。
拝殿右側に安産子育地蔵がおられます。噂の「おっぱい地蔵」。勢いよく水が飛び出します!
子授け水とお産の神水は、拝殿右側に汲むところがあります。
拝殿左側に鎮座する稲荷大明神
全長13mの龍は地元の地域おこしメンバーの製作とのこと。すごいですね~^^
手水舎の隣には子安地蔵もおられます。
Instagram対応もばっちり^^
御朱印
御祭神
伊邪那岐命
伊邪那美命 ほか多数
所在地
鹿児島県曽於市末吉町南之郷4772