
佐賀県三養基郡みやき町に鎮座し、風の神様を祀る神社として多くの参拝者を集めています。日本最古の気象台と言われ、旗のなびき具合で風雨の襲来や農作物の豊凶を占います。
由来
綾部郷の地頭藤原幸忠は源頼朝の奥州征伐の際一族を率いて従軍し軍功を立て、元久2年(1205年)鶴岡八幡宮を勧請して創建、社領百町を寄進した。天暦5年この地方が暴風雨・山津波に襲われて禾穀・人畜に大被害を受けた時、背振千坊の隆信という憎が九千部山頂で一万巻誦経の誓願を立てて殉じたことからこの社に風神を合祀した。7月15日は風神祭とよばれ神旗を掲げて天候を占う神事が行なわれる。旧村社。
散策

一の鳥居から進んでいきます。

短いけど神橋かな。かわいい^^

二の鳥居。これもなかなか古いですね。

右側には猿田彦太神と書かれた社号標と社殿があります。

左側を進むと綾部八幡宮の社号標。「綾部八幡宮」「綾部神社」とも呼ばれるそうです。

途中にあった由緒書き。風の神様をお祀りしている神社は初めてかも^^

石段の先には楼門がそびえます。

なかなか立派です。

この扁額には「綾部神社」と書いてありました。

楼門の中に由緒書き。古くて字が読めない(-_-;)

右側にある手水舎で心身を清めます。

拝殿前の狛犬様。笑顔がかわゆい^^

庇部分が長い拝殿。雨の日はいいですね。

本殿をよく見てみると…

狛犬様でしょうか。こんな所にもおられるんですね^^;

これが県重要無形民俗文化財に指定されている旗下ろし神事。珍しい!
御朱印

御祭神
応神天皇
神功皇后
住吉大神
武内宿禰
級長津彦神
級長戸辺神
所在地
佐賀県三養基郡みやき町原古賀2338
