鹿児島県出水市に鎮座し、神門に吊り下がった日本一の大鈴が有名です。この他、日本一小さな鈴や鶴にまつわるものがたくさんあるのも見どころです。
由来
創建は12~13世紀頃とされており、文明年間(1469~1487年)に現在地に遷座しました。元は福岡県の「筥崎宮(筥崎八幡宮)」が由来とされており、島津忠久公が鎌倉からの帰路の途中、博多沖で船が逆風にあおられて難破しかけた際に、筥崎宮に願ったところ難を逃れたことから、筥崎宮より分霊し、薩州の宗社国境鎮護の神様として置かれたのが始まりと言われています。
散策
「日本一の八幡大鈴」を見にはるばるやって来ました。楽しみ~!
二の鳥居付近。左側に広い駐車場があります。
大きい鶴が出迎えてくれました。狛鶴様かな?
神門にぶら下がっているのが大鈴。大きいですね!大鈴の真下には、「撫鈴」が置かれています。
近くにあった石燈籠。ペリー来航の際、江戸警備に薩摩からも参加し、無事帰還した御礼として建立したそうな。すごーい^^
由緒書き。筥崎宮から分霊されたらしく、北部九州に多い御祭神です。
手水舎で心身を清めます。
高さ4m、直径3.4m、重さ5tもある青銅製総金箔張りで作られた「成せば成(鳴)る。大願成就の大鈴」超デカい!!
神門の先はこんな感じ。正面に拝殿が見えています。
「くぐり鈴」の通り門は参拝者が自由に通ることができ、願いを込めながら通るといいそうです。
なかなか古そうな狛犬様
朱色の拝殿と青空が印象的でした。
拝殿では祈願が行われています。失礼しました^^;
色鮮やかな本殿
奥にある宝物鈴殿は、敬宮愛子さまご誕生記念事業として1998年に建立。宝物鈴殿の中には日本一小さな鈴が納められています。
鶴神様(つるかんさー)は、300年以上生きたといわれる武内宿祢がモデルとなっています。
さすがは出水市。鶴があちこちで見れらます。
鶴神様(つるかんさー)の所に「日本で2番目に小さい鈴」もありました^^
御朱印
御祭神
応神天皇
神功皇后
武内宿祢
所在地
鹿児島県出水市上知識町46