以前は日峯山の山上に位置し、夜の海を照らす灯台のように船舶の道しるべとされていたことから、海の安全を守る航海の神、導きの神として崇敬されています。
由来
社記によれば、貞観2年(860年)年9月、隠岐島焼火神社の神、大日霊貴命を日峯山山上に勧請し、彦火々出見命・火酢芹命の二柱の神を御鎮斎したのが日峯神社の創祀とされています。 神殿は山上にありましたが参拝に不便なことから、宝暦10年(1760年)日峯山を上宮、この地を下宮とし、三柱の神を下宮に勧請いたしました。
★ 公式ホームページ
散策
一の鳥居から境内に入ります。
御祭神にあまり見かけない神様(火酢芹命(ほすせりのみこと))がおられます。
「日峯」って「ひのみね」と読むようです。イベント楽しそう^^
茅の輪をくぐって先に進みます。
左側に手水舎がありました。近づいたら水が出るコロナ仕様です。
二の鳥居付近。この先は石段が続いています。
金歯の狛犬様。個人的には色がない方が好きかも^^;
この日の気温は37度。少し登れば着きますが、汗が噴き出してきます^^;
拝殿付近の狛犬様。かわゆい^^
白いコンクリート調を基調とした瓦屋根の拝殿。
日峯神社の扁額
拝殿はオーソドックスな造りでした。
拝殿右側にある境内社。右側手前から福智神社、貴船神社、山祇神社、菅原神社
令和6年の絵馬。オリジナルの龍でしょうか。
他にも境内社が点在します。左側から稲荷神社、市杵島神社、疫神社、庚申塔
御祭神(大日霊貴命)が腰かけて琵琶を弾き四方を鎮められていたという三つの岩(琵琶岩、上臈岩、国見岩)のうち、上臈岩(じょうろういわ)が祭祀されています。
三輪山(奈良)・箱根山(神奈川)・宝満山(福岡)と同様に山頂に立地する古代祭祀遺跡で、この岩の前で祭祀を行っていたそうです。すごい!
願掛けの作法が書いてあります。境内の地図も載っていました。
御朱印
御祭神
大日霊貴命(おおひるめのみこと。天照大神の別名)
彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)
火酢芹命(ほすせりのみこと)
所在地
福岡県北九州市八幡西区浅川日の峯1丁目8番8号