熊本県阿蘇郡産山村に鎮座します。県道の新設で道路が境内を横断したので、広かった社地が半減して参道がなくなり、社殿を道下に拝するようになりました。
由来
阿蘇神社の摂社で旧村社、勧請年代は不詳です。神社由緒には「阿蘇大神の御嫡孫が御降誕の際に、産湯を沸かす平竃を祀り平竃明神と称えた」とあります。このため初めは平竃神社又は石神明神と称されていたが、いつの間にか平竃がなまって平川と呼ばれるようになったと伝えられており、大字山鹿の産土神として崇拝されています。
散策
いきなり由緒書きがありました。阿蘇神社の摂社のようです。
道路から下ったところに鳥居があります。下り宮みたい^^
社殿は何度も改修築され、鳥居は昭和41年に移転建立されました。
平川阿蘇神社の鳥居の扁額
境内はこんな感じ。拝殿の手前に大銀杏があります。
この日はあいにくの大雨。石の上を歩いて拝殿に向かいます。
拝殿の中はすっきりしていました。
奥に見えるのが本殿。オーソドックスな流造り
拝殿横にある樹齢800年の御神木。角度によって神様のお顔に見えるため「神面杉」と呼ばれています。
確かに言われればそう見えますね。
本殿右側にも高さ42m、幹囲7.6mの御神木があります。
本殿左側にある子安観音
その隣の境内社。名前が分かりません。
御祭神
健磐龍命
比咩神
所在地
熊本県阿蘇郡産山村山鹿1332