火. 6月 24th, 2025

蛭児神社


鹿児島県霧島市に鎮座します。江戸時代までは正八幡(鹿児島神宮)に次ぐ大隅国二之宮で、地元では「にのみやさん」と呼ばれ慕われています。

由緒

社伝によると、創建は神代にさかのぼると伝わる。伊弉諾尊と伊弉冉尊との間に誕生した御子神である祭神が、天岩樟船で流されて辿り着いた場所で、その船から枝葉を生じて巨木になったと伝わり、現在地の楠の神木は1728年に国分の地頭・樺山主計久初が植え継いだもので、江戸時代中期の1750年に現在地に遷宮造営と言われる。明治に入り近代社格制度では村社に列した。

散策


赤い鳥居から進んでいきます。


ここにも門守社がある。同じ霧島市の天御中主神社と似ています。


平成23年に造営された拝殿。縦に長い構造でした。


扁額に「大隅國二之宮 蛭兒神社」とあります。


拝殿の中の様子


本殿も木造でした。


拝殿横の仏塔。特徴的ですね。


境内に先代の鬼瓦が飾られています。


こちらは現役


昭和6年建立の改築記念碑


入口付近にある神橋と御神木。立派ですねー。


入口付近にあった由緒書き

御祭神

蛭児尊

所在地

鹿児島県霧島市隼人町内2563