鮮やかな朱色の千本鳥居が印象的な神社です。災難厄除けの白兎や松の葉が1本しかない(普通は葉が2本)一葉の松があり、見つけると縁起が良いと言われています。
由来
一葉稲荷神社は、紀元740年代(約1900年前)に神代の筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に人皇第十二代景行天皇の勅によって創建されたと伝えられています。その後寿永年間(西暦1182~84年)に現在の地に遷移しました。このころより境内松原に一葉の松が生じるようになり「ひとつば」の地名の由来となっています。
御祭神はお稲荷さん(稲荷神)として知られる倉稲魂命で、商売繁昌・家内安全・芸能上達の御神徳があります。また、配座に猿田彦命、塩土老翁命、大国主命、末社に恵比寿神、寿老人が祀られています。 古来より武家豪族から崇敬が篤くありましたが、一葉の松の出現の奇異より一般人からの崇敬も高まり、1689年(元禄二年)の延岡城主有馬左衛門尉永純の寄進を始め、以後多くの領主領民より寄進を受け一段と崇敬の篤い社となっています。
★ 公式ホームページ
散策
赤い鳥居から境内に入ります。2つ目の鳥居が形が違っていますね。
立派な社号標。國名が彫ってあるのは初めて見ました^^
赤い鳥居をくぐっていきます。緊張する~。
振り返ったところ。インスタ映えしますね^^
赤い鳥居からは想像できない落ち着いた感じの手水舎
亀の口から水が出ています。最初、本物の亀かと思いました。ビックリ!!
金運向上の御利益がある「銭洗い神社」。洗ったお金はお財布などに入れて持ち歩くと良いそうです。
途中、由緒書きがありました。
桜の花びらが風で舞う朝に参拝しました。気持ちいい!
拝殿前の狛犬様
稲荷神社とあって、両端に狛狐様がおられます。
神様のお使いで「神使」と言われています。巻物はどんな願いも叶える秘法、知恵の象徴です。
拝殿の中の様子。お酒がたくさん奉納されています。
扁額は「一ツ葉稲荷神社」
本殿も一体感ある木造でした。
本殿裏を見上げると「白うさぎ様と波の彫り物」が祀られているそうな。この時は気付きませんでした。残念(-_-;)
拝殿左側にある「えびす神社」。商売繁昌・海上安全・漁業守護として祀られています。
御朱印
御祭神
倉稻魂命(うがのみたまのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
塩土老翁命(しおづちのおのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
所在地
宮崎市新別府町前浜1402