
岐阜県岐阜市の揖斐川、長良川、木曽川の3つの川に囲まれた水の豊かな地に鎮座し、洪水等の水害が多かったことから、水防の神として信仰されてきました。
由来
伊奈波神社は日本の第十二代天皇である景行天皇の時代、景行14年に創建されたといわれ、1900年以上にも及ぶ歴史を持つ古社です。主祭神は五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)で、景行天皇の兄にあたります。父である第十一代垂仁天皇から弓矢を賜り、武事を修めました。また、勅命により河内、大和、摂津、美濃などを開拓、多くの池溝をひらいたことにより、農事が豊かになり、天下泰平をもたらしたと伝えられています。
五十瓊敷入彦命が景行13年に亡くなると、忠臣であった竹内宿禰がそのご遺徳を偲び、稲葉産近くに伊奈波神社を創建、主祭神として祀りました。その後、戦国時代に「まむし」と呼ばれた斎藤道三が稲葉山を居城とする際、現在の稲葉山の麓に伊奈波神社を移し、現在に至ります。
★ 公式ホームページ
散策

社号標付近から。「いなば神社」と読みます。

鳥居から参道を進みます。どんな神社か楽しみ♪

おー。創建から1900年以上立っているせいか、独特の雰囲気がありますね。

柵の向こうに石の神橋が見えています。

歴史ある神社には神橋がありますが、この急勾配、実際に渡れるんでしょうか。

手水舎で心身を清めます。

境内にはいくつか摂社が鎮座します。こちらは大黒社。

雨が降ってきました。気をつけながら石段を登ります。

立派な楼門ですね!漆黒だしお気に入りかも。

さらに石段を登れば拝殿です。

拝殿から先は進むことができません。ここから本殿に向かって手を合わせます。

さて。パワースポット「黒龍大神」に行ってみましょう。

天文8年(1539年)に伊奈波神社が現在地に遷座となる以前からここに鎮座しているそうです。

右奥から須佐之男神社、天満神社、和歌三神社。九州では見かけないかも。

吉備神社では吉備津彦命をお祀りしています。
御朱印

御祭神
五十瓊敷入彦命
所在地
岐阜県岐阜市伊奈波通り1-1
