日. 11月 9th, 2025

伊奴神社


名古屋市西区に鎮座します。創建は古く、平安時代に遡るとされ、地元の人々から親しまれています。特に安産や子育て、家内安全の御利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。

由来

第40代天武天皇の御代(西暦673年)、名古屋でとれた稲を皇室に献上した際に建立されたものと伝えられています。「本国帳」(尾張国の神社名簿)には「従三位伊奴天神」とあり、1330年余りの歴史を持つ名古屋でも有数の古社です。神社名の由来となっている、主祭神の一柱、伊奴姫神(いぬひめのかみ)は、大年神の御妃で、子授け、安産、夫婦円満、家内安全等に御利益がある神様です。

散策


一の鳥居から入っていきます。


七五三の時期とあって家族連れが多くみられました。


由緒書き。「いぬ神社」と読みます。


小さい社号標を発見^^;


鳥居の扁額


参道をまっすぐ進んでいきます。


また由緒書きがありました。


神橋をわたって二の鳥居に進みます。


途中で出会った狛犬様。下の歯が一本にみえます。


まずは手水舎で心身を清めましょう。


参拝案内図があると分かりやすいし、とても助かります^^


白龍社。御神木である樹齢約800年の椎の木に白蛇が棲んでいるとされ、金運招来・心願成就の神様として崇められています。


安産に御利益があるとして、妊婦さんなどが「犬の王」の石像に触れて祈願されています。


拝殿。屋根が瓦のせいか、お寺のような雰囲気でした。


延喜式神名帳に記載ってことは、延長5年(927年)にまとめられているので、相当の歴史があることを意味します。

本殿も木造でした。


拝殿に掲げられた扁額


御神木「大杉様」には天狗がすんでおり「大杉をさわって患部を撫でると大変ご霊験あらたかである」と伝えられ、多くの方が祈願成就を願います。


左から春日社(武運向上)、天神社(学業成就)、日枝社(日吉社)(家運隆昌)も鎮座しています。

御朱印

 

 

 

 

 

 

 

 

御祭神

素盞嗚尊
大年神
伊奴姫神

所在地

愛知県名古屋市西区稲生町2-12