『延喜式』神名帳には名神大社に列せられ、紀伊國一之宮を称した神社の一つでもあり、古くから非常に有力な神社です。
由来
五十猛命、大屋毘古命と、脇殿に大屋津比売命、都麻津比売命を祀る。五十猛命は素盞嗚尊の子、脇殿2神はその妹神。五十猛命は天降るとき樹種をもってきて、この国に植林したことから木の神として有名である。初め現在の日前、国懸両神宮の地に祀られていたが、その創建により713年(和銅6年)現在地に遷座した。『延喜式』の名神大社。1873年(明治6年)県社に列格。85年国幣中社、1918年(大正7年)官幣中社に昇格した。
★ 公式ホームページ
散策
一の鳥居。社号標に「紀伊國一之宮」とあります。楽しみ♪
鳥居付近の由緒書き
二の鳥居が東向きに建っており、ここが境内入口となります。
近くにおられた狛犬様
赤い橋を渡って進んでいきます。
和風の手水舎
割拝殿。モダンな感じがする造りですね~。
石段を登ると拝殿が見えてきました。
おー!すばらしい。さすがは一之宮。雰囲気が違います。
御祭神は五十猛命(いたけるのみこと)
拝殿から覗いたところ。中に入れないようになっています。
左脇殿。本殿の右側にあり、「大屋津比売命」が祀られています。
右脇殿。本殿の左側にあり、「都麻津比売命」が祀られています。
他にも「氣生神社」が鎮座します。御祭神は五十猛命荒御魂
22社が合祀されている蛭子神社。左側には「おさる石」と呼ばれる岩石があり、首より上の病に霊験があるそうです。
重厚感ある本殿。めちゃくちゃかっこいい^^
昭和37年に落雷により炎上。古幹は「木の俣くぐり」として利用されています。
この方角から拝むと伊勢神宮の方角です。
樹齢1000年といわれる御神木の大杉の切り株。でかい!
御朱印
御祭神
五十猛命
所在地
和歌山市伊太祈曽558