権現山の中腹に鎮座し、祭神が臨場したとして信仰される巨岩「ゴトビキ岩」が御神体です。538段の急峻な石段は源頼朝寄進と伝えられています。
由来
神倉神社の創建年代は128年頃といわれているが、神話時代にさかのぼる古くからの伝承がある。「古事記」「日本書紀」によれば、神倉山は、神武天皇が東征の際に登った天磐盾の山であるという。「ゴトビキ岩」と呼ばれる霊石に熊野の神々は最初に降臨したと伝わり、ここに降り立った神々を熊野速玉大社の地にお祀りし、新たに社を建てたことから「新宮」の町の名の由来があるといわれる。明治に入り、廃仏毀釈、修験道廃止令などにより、ゴトビキ岩を覆う社殿は荒廃し、明治13年の台風で倒壊。現在の社殿は昭和初期に建てられた。
★ 公式ホームページ
散策
下馬標石がある赤い橋。どんな道か楽しみ(^^♪
橋の横に神倉神社の社号標がありました。古そう。
近くに猿田彦神社、神倉三宝荒神社が鎮座します。
神倉神社は、熊野速玉大社の摂社なんですね。知らなかった^^;
手水舎で身を清めます。
登りにくそうな石段。小雨が降っていたので滑りやすくなってます。ゆっくり行こ。
落ち葉で滑りそう。一段一段、しっかり登っていきます。
段差が激しい部分があり、非常に登りづらい!最高傾斜角45度あるそうです。
途中にあった火神社、中地蔵堂。神仏習合の名残でしょうか。
さらに石段が続きます。きつっ!
息もだいぶ上がってきました。まさに修行ですね。
なんか見えてきたー!
この鳥居をくぐるのかな。行ってみます。
新宮市指定文化財の手水鉢。寛永8年(1631年)に寄進されたことが刻まれています。
見えてきました。もう少しで到着^^
赤い社殿。巨岩に押し潰されているように見えますね。
色鮮やか。横から見るとこうなっています。
新宮市街が一望できたし、風が気持ちよかった~。
御朱印
御祭神
天照大神
高倉下命
所在地
和歌山県新宮市神倉1丁目13-8