和歌山県新宮市に鎮座します。熊野速玉大神・熊野夫須美大神を主神に十二柱の神々を祀り上げ、新宮十二社大権現として全国から崇敬を集めています。
由来
熊野速玉大社は、熊野三山のひとつとして全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮です。今から約2000ほど前の景行天皇58年の御世に、熊野三所権現が最初に降臨せられた元宮である神倉山から現在の鎮座地にお遷りになり、速玉之男神の名から社名をとったという。もともと祀られていた神倉山は神倉神社となり、また元宮と呼ばれ、当社は新宮と呼ばれます。初めは二つの神殿に熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神を祀っていたが、平安時代の初めには現在のように十二の社殿が建てられ、神仏習合も進んで熊野十二所権現と呼ばれるようになり、山伏や熊野比丘尼によって飛躍的な拡がりを見せ、全国に数千に及ぶ御分社が祀られるにいたりました。
★ 公式ホームページ
散策
朱塗りの小さな下馬橋の先に朱塗りの大鳥居が見えます。
書体は違いますが、扁額に「熊野権現」とあります。色鮮やか!
参道を進むと、右側に勝利を導く神を祀る八咫烏神社、腕力・筋力を象徴する神を祀る手力男神社があります。
せっかくなので写真をアップ。「鑰の宮」は字が難しいなぁ
樹齢約1000年のナギの木。平治元年(1159年)に社殿の落成を記念し、平重盛が植えたものと伝えられます。国指定天然記念物です。
神宝館には1200点にものぼる国宝が保管展示されています。武蔵坊弁慶像もあります。
参道途中におられた狛犬様
手水舎で心身を清めます。かっこいい龍がいました^^
巨大な注連縄のかかる神門。立派ですね!
この扁額、めちゃかっこいい!さすが總本宮^^
拝殿で参拝します。豪華絢爛^^
拡大してみました。左が第一殿(結宮)、右が第二殿(速玉宮)
こちらも拡大。近くで参拝できないのが残念^^;
上三殿は向かって左から第三殿・証誠殿、第四殿・若宮、第五殿・神倉宮が並んでいます。3つの鈴門が目印です。
八社殿は中四社(第五殿・禅児宮、第六殿・聖宮、第七殿・児宮、第八殿・子守宮)、下四社(第九殿・一万宮・十万宮、第十殿・勧請宮、第十一殿・飛行宮、第十二殿・米持宮)です。
近くにあった由緒書き。御祭神がたくさんおられて紹介しきれません^^;
境内に鎮座する「新宮神社」には…
たくさんの神社が合祀されているそうです。表になってる。ビックリ!
ここにもありました。世界遺産の石碑^^
御朱印
御祭神
熊野速玉大神
熊野夫須美大神
所在地
和歌山県新宮市新宮1