木. 10月 10th, 2024

熊野那智大社


那智山の中腹、標高500mの高台に鎮座します。熊野本宮大社・熊野速玉大社と共に熊野三山を構成し、熊野十二所権現(十三所権現とも)・那智山権現とも呼ばれます。

由来

仁徳天皇5年(317年)に現在の別宮・飛瀧神社の地より、那智山中腹に遷り成立しました。さらに遡ること千年、「神日本磐余彦命=神武天皇」の東征(紀元前662年)の折、「丹敷浦=那智の浜」より、神光を放つ「光ケ峯」を目指し那智川を遡上する中、目の前に現れた雄大な「那智御瀧」を「大己貴神」の顕現としてお祀りしたことをその起源とします。熊野三山の他の二社と比べると「修行の場」としての色彩が強く、宗教法人格は別としても隣接する西国三十三観音霊場一番札所の「青岸渡寺」と地理的に融合した配置を今も維持しています。
明治6年(1873年)に県社に指定されるとともに那智神社、さらに熊野夫須美神社と改称し、大正期になり官幣中社に列せられてからは熊野那智神社、昭和38年(1963年)に現在の熊野那智大社となりました。

★ 公式ホームページ

散策


歩くのがつらいので近くの駐車場まで上がってきました。一の鳥居から進みます。


世界遺産の石碑。嬉しい^^


石段が左上に続いています。まずは手水舎で清めます。


龍の口から水が出ています。コロナ仕様


参道を進むとさらに石段がありました。もう少し頑張れば社殿がありそう。


筋肉隆々の狛犬様。かっこいい^^


二の鳥居。立派ですね!


おー。色鮮やかな朱塗りの社殿がたくさん。ワクワクします♪


熊野権現造りの本殿は国の重要文化財に指定されています。すごい。


登った所にも手水舎があったんですね^^;


令和2年(2020年)改修の礼殿は舞殿と幣殿が併設されています。かつては結宮(むすびのみや)でした。


「熊野大権現」の扁額がすごく豪華!


中の様子。奥行がだいぶあるようです。


礼殿左隣の御縣彦社(みあがたひこしゃ)。導きの神様である八咫烏をお祀りする社です。


本殿として奥から第五殿・若宮、第四殿・西御前、第三殿・中御前、第二殿・証誠殿、第一殿・瀧宮が鎮座します。


奥の右側に見えるのが第六殿・八社殿。手前に八咫烏様もおられます^^


御神木は推定樹齢850年で高さ27m、幹回り約8.5mあります。大きいですね。


根元の空洞では無病息災を願って「胎内くぐり」をすることができます。


二の鳥居から熊野の山々を眺めることができます。来てよかった。


青岸渡寺と隣接していますので、参拝の際はぜひお立ち寄りください^^

御朱印

 

 

 

 

 

 

 

 

御祭神

(主祭神)熊野夫須美大神(イザナミノミコト)

所在地

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1