鹿児島県姶良市に鎮座します。御祭神の島津義弘公は戦国時代に活躍し、数々の功績を残した武将として知られています。
由来
元和5(1619)年7月21日、島津家第17代当主義弘公は86歳で鹿児島の加治木屋形にて逝去されます。後に御遺体は福昌寺に埋葬、神主影を加治木本誓寺と伊集院妙円寺に祀られました。中でも本誓寺では境内に御霊舎を造営し、参拝が絶えなかった様です。しかし、明治期の寺院廃止の命を受け廃寺となります。そこで直ちに加治木屋形内に社殿を造営し、社号を精矛神社と称すことになります。後の大正7年、この年は公の300年祭に当たりました。そこで、加治木町日木山の公の別荘跡地に社殿を移し、同年11月に御遷座を執り行われました。これが現在の精矛神社になります。
★ 公式ホームページ
散策
一の鳥居から進んでいきます。この日は靴が水没する位の大雨でした^^;
社号標が古く、字が分かりづらかったです。
石段を登って進んでいきます。
二の鳥居。草が生えていますが、この辺りも水没して靴がぐっしょり^^;
2018年大河ドラマ「西郷どん」のロケ地になりました。
島津家の家紋が施された手水舎
精矛神社の由緒書き。「くわしほこ」と読むそうです。知らなかった~。
さらに石段を登っていきます。拝殿までもう少し!
落ち着いた感じの木造の拝殿
拝殿の中の様子
本殿。どんどん雨が強くなってきました^^;
本殿右側にある御神木。推定樹齢約300年といわれています。
椿窓寺の住職が朝鮮より帰国した際に持ち帰ったとされる石臼と手水鉢。すごいですね!
加治木島津家の代々の先祖が祀られています。
義弘公ゆかりの小径(こみち)。現代に引き継がれた習わし等が石に刻み並べられています。
稲荷神社。長らく東京に祀られていましたが、没後400年記念を機にお帰りいただいたそうです。
御祭神
精矛厳健雄命(島津義弘公)
所在地
鹿児島県姶良市加治木町日木山311