宮崎県都城市、標高240mの丘の上に鎮座し、展望台からは広々とした都城盆地を一望できます。約2,600本の桜並木が美しく、春には多くの観光客で賑わいます。
由来
建立は文政年間から文久年間(1818~1863)と伝えられ、徳川時代の中頃まで稲荷石とほら穴が知られており、その後、神社ができたものです。明治3年、上荘内郷(現在都城市庄内町)の地頭・三島通庸が母智丘に参詣し、社殿が荒れはてているのをみて、神社再興をはかり、御祭神も豊受姫神、大年神と定め、また四方からの参道を便利にして庄内郷の総鎮守としました。明治33年に火災で全焼しましたが、明治36年再築されました。
散策
長い階段があるようですが、駐車場から鳥居をくぐります。
母智丘神社(もちお神社)と読みます。沿革が刻まれた石碑。見晴らしがいい所ですね~。
境内はこんな感じ。さらに進んでいきます。
御祭神は豊受昆売神、大年神。なかなかお見かけしない神様です。
現在の社殿は平成10年に改築されました。
拝殿の中の様子。きれいですね。
しっかりとした流造りの本殿
裏側に回るといろいろありそう。行ってみます^^
陽石は周囲17.3m、高さ3.3mあります。なんでこんな巨岩があるのか不思議~!
刃物で切ったような形ですね。割れた一部は東霧島神社にある割裂神石であると言われています。
陰石は周囲19.3m、高さ1.7m、表面に長さ1.2m、深さ0.5mのくぼみがあり、祈願水を陰門にかけると願い事がかなうそうです。
見えづらいけど、これが「ワニ石」
立入禁止の看板がありました。今でも雨乞いやってるのかなぁ
岩の上に祠のようなものが建っています。
都城盆地はむかし湖だったそうです。
現在の状況からは想像もつきません^^;
御朱印
御祭神
豊受昆売神
大年神
所在地
宮崎県都城市横市町6691