日. 2月 15th, 2026

物部神社


島根県大田市に鎮座する古代豪族物部氏の始祖、宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)を祀る宗社で、石見國の一之宮として、古くから崇敬を集めてきました。

由来

物部神社の祭神である宇摩志麻遅命は天香具山命や物部一族と共に尾張地方や美濃地方、北陸地方を平定、その後、石見国まで進軍するものの当地で没し八百山の中腹に葬られ信仰の対象となっていましたが、継体天皇8年(514年)に天皇の勅命により改めて社殿を造営したのが物部神社の創建としています。又、一説には宇摩志麻遅命は白鶴に乗って鶴降山に降臨し、そこら八百山を眺め適地と悟り当地に居館を設けたとの伝承も残っています。当地には古くから物部一族が支配し、饒速日命と登美夜須毘売の御子神である宇摩志麻遅命(可美真手命)が物部氏の初代である事から、祖神として祀られたとも考えられます。
石見国造は立国当初は大屋古命家が就任していましたが、景行天皇の御代(西暦71~130年)に物部竹子連が国造を就任すると物部家が神官と国造を歴任し、必然的に物部神社が石見国一宮に格付けされました。日本三代実録によると貞観11年(869年)正五位下、貞観17年(875年)に正五位上、元慶3年(879年)従四位下に列し、平安時代に成立した延喜式神名帳には式内社として列記されています。歴代領主からも篤く庇護され社運も隆盛し、最盛期の天文年間(1532~1555年)には社領1万3千石にも達しましが、戦国時代の兵火や度重なる領主の交代により天正年間(1573~1592年)には2千石となり、江戸時代には300石と減少しています。

★ 公式ホームページ

散策


ついに到着。石見國一之宮の物部神社^^


石段を登った先に鳥居が見えます。楽しみ(^^♪


おー!すばらしい。奥に立派な拝殿と本殿が見えます。


創建は513年って…。1500年以上も前なんだ。すごい!


真っすぐ参道を進んでいきます。


狛犬様。尻上げではない普通のタイプでした。


なんで鶴がいるんだろうと調べたら、御祭神はこの地を平和で豊かな地域とするため、鶴に乗って降臨されたそうです。狛鶴も珍しい。


手水舎には、砂金が含まれている「富金石(ふきんせき)」で造られた手水石があり、曲玉の形をした石が埋め込まれ、浄・勝・財・健・徳の字が彫られています。手水を使ったあとに触ると、勝運や財運などの御利益が授かれるそうです。


拝殿は横に長い構造でした。注連縄の奥の赤い御神紋「ひおい鶴」は全国唯一とのこと。


物部神社の扁額。文字が薄い…^^;


拝殿の中の様子。奥にロン毛の天狗様のお面が飾られています。


本殿は高さ16.3m。壮大な建物は出雲大社に次ぐ規模で「春日造り」としては日本一。 宝暦3年(1753年)に再建され、安政3年(1856年)に改築されました。


よく見ると、亀の彫刻が彫られています。水を呼ぶという言い伝えから、火災予防の意味を込めて彫られたようです。珍しいなぁ。亀は初めて見ました。


本殿右側にある東五社。他にもたくさん摂社が鎮座します。


2本の杉に守られるように鎮座しているのが後神社。御祭神の妃である師長姫命(しながひめ)を祀っています。


手前から一瓶社、妙見神社、眞名井神社です。


狛犬様の台座にも亀があしらわれています。


御祭神が降臨した際に腰掛けたと伝えられる勝石。たくさん見所があって満足^^

御朱印

 

 

 

 

 

 

 

 

御祭神

宇摩志麻遅命

所在地

島根県大田市川合町川合1545