「獅子殿」と呼ばれる大きな獅子がいる神社として全国から多くの人が見学に訪れます。「八阪神社」の「阪」の字は大阪の「阪」にちなんでいます。
由来
この神社の歴史は仁徳天皇(313-399)の時代にさかのぼります。この地で疫病が流行した際、神仏習合の神である御祖神が現れて疫病を治めたことから、この神社を祀ったのが始まりと言われています。 その後、「難波下之宮」と呼ばれるようになり、難波の産土神として親しまれるようになった。後三条天皇の延久(1069年~1073年)の頃から祇園牛頭天王をお祀りする古社として世間に知られました。もとは神仏混淆でしたが、維新後、神仏分離により寺は廃絶し、明治5年(1872年)に郷社となり、昭和20年(1945)の空襲で社殿が焼失しました。現在の社殿は戦後に再建されたものです。
★ 公式ホームページ
散策
やって参りました。立派な鳥居です。
扁額の色が…!相当古いのかなぁ
社号標も立派。あれ!?八坂の「坂」が大阪の「阪」になってますね。
参道左側にある手水舎。近づいてみると…
狛犬様の口から水が出てました^^
まっすぐ伸びる参道の奥に拝殿が見えています。
子どもの狛犬様。顔が怖くないですか?
本で見たことある~。巨大な獅子頭をかたどった高さ12m、幅11m、奥行10mの獅子殿。目からライトが出て、鼻がスピーカーになっているそうです^^
本殿前の狛犬様。せっかくなのでコラボしていただきました^^
拝殿。薄緑の屋根と白い壁が青い空をバックに映えています。
拝殿の中の様子。色鮮やかな飾りが印象的でした。
境内にある三宝荒神社。御祭神は奥津日子神・奥津比賣神・火産霊神。火と台所の守り神です。
難波八阪宮跡。境内の中にあったんですね。珍しい。
こちらは篠山神社。篠山十兵衛景義公が祀られています。難波の青物立売市場の公認に尽力し、難波の発展に貢献した大坂代官とのことです。
御祭神
素盞嗚尊
奇稲田姫命
八柱御子命
所在地
大阪市浪速区元町2丁目9-19