
岐阜県不破郡垂井町に鎮座する美濃国一之宮。天照大御神の兄神である金山彦命をお祀りし、鉱山・金属業の総本宮として、深い崇敬を集めています。
由来
当初は美濃国府に近い不破郡府中に鎮座し、「仲山金山彦神社」と称していましたが、崇神天皇の御代(紀元前97年~紀元前29年)に美濃仲山麓にあたる現在地に遷座し、国府から南方に位置することから「南宮大社」と称されるようになりました。
貞観15年(873年)に正二位に叙せられ、延喜式の神名帳には美濃国の神社39座の内、唯一国幣大社として名神祭に預かる大社に列せられています。天慶3年(940年)の平将門の乱や、康平年間(1058-1065年)の安倍貞任追討の神験によって、正一位勲一等の神位を極めました。以後、鎌倉、室町、戦国時代を通じて、源氏、北条氏、土岐氏などの有力な武将から崇敬され、美濃国一宮として、また金の神の総本宮として厚い信仰を受け続けてきました。
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散策

ついにやってきました美濃国の一之宮。社号標が立派です(^^♪

おー立派な楼門ですね。調べてみると国の重要文化財に指定されていました。さすが!

南宮大社の扁額

この扁額は、南宮大社の宮司の子孫が奉納したものだそうです。

こちらも国の重要文化財に指定されている「石輪橋」。人ではなく神様が渡るための橋ですので、大きなアーチを描いています。

先ほどの楼門には、色鮮やかな彫刻がいくつも施されています。

楼門をくぐったところ。社殿が横に広がっています。

まずは手水舎で心身を清めます。

拝殿の前にあるのが「高舞殿」。立派すぎて最初これが拝殿かと思いました^^

現在の社殿は、関ケ原の戦い(1600年)の際に焼失しましたが、寛永19年(1642年)に徳川三代将軍家光により再建されており、「南宮造り」と呼ばれる建築様式です。

拝殿の中の様子

近くに境内案内図がありました。百連鳥居があるみたい。後で行ってみよう。

拝殿から先に入ることができません。見えるのは左から南大神社、高山社です。

本殿はこうやって拡大して見るのが精一杯。残念(-_-;)

南宮稲荷神社の案内表示がありました。行ってみます^^

京都の伏見稲荷に似た朱塗りの鳥居が並んでいます。貸し切り状態でラッキー!

御祭神は保食神(うけもちのかみ)で、農業守護、開運招福、家内安全、縁結び、子宝に御利益があるそうです。

絵馬を飾る「太閤通」がありました。おもしろいですね。

最後に気づいたのですが、楼門の両脇に木製の狛犬様がおられました。相当古いかも。

帰る直前に見つけた由緒書き。入口間違えたかな^^;
御朱印

御祭神
金山彦命
所在地
岐阜県不破郡垂井町宮代峯1734-1
