水. 8月 12th, 2026

丹生川上神社上社


奈良県吉野郡川上村に鎮座する日本最古の水神を祀る社です。丹生川上神社は上社・中社・下社の3社あり、いずれも水神を祀っており、上社は天空の社とも呼ばれます。

由来

明治以前は「高龗神社」と呼ばれ、小さな祠としてひっそりと存在していました。しかし、大滝ダム建設に伴う境内の発掘調査により、平安時代後期以前にさかのぼる自然石を敷いた祭壇跡が発見され、さらに周辺からは縄文時代中期末から後期初めの環状配石遺構が出土するなど、驚くべき古代の祭祀跡が確認されました。
1873年(明治6年)には郷社に列しましたが、当時の官幣大社であった下社の鎮座地が古記録と一致しないという指摘から、当神社が正統な「丹生川上神社」であるという説が提唱されました。明治7年には下社を「口の宮」、当神社を「奥の宮」と称し、後に両社を合わせて「丹生川上神社上社・下社」と呼称するようになります。
その後、大正時代に第三の論社として現在の中社(奈良県東吉野村)が加わり、1922年には3社が官幣大社「丹生川上神社」としてまとめられることになります。これにより、当社は中社に含まれる形となりましたが、戦後の1952年(昭和27年)に独立し、神社本庁の別表神社となっています。

★ 公式ホームページ

散策


大きな鳥居から進みます。


高龗神(たかおかみのかみ)は、日本神話に登場する水を司る龍神です。


お城のような構造ですね。石段が続いています。


近くに案内板がありました。「高龗大神は、水と雨を掌られる龍神様です…」から始まります。


いきなり社殿がありました。右側が山之神、左側が大黒神と書かれています。


さらに石段が伸びています。


その前に手水舎で心身を清めましょう。


石段を登ると広い境内があり、茅の輪くぐりが置かれていました。


重厚感ある拝殿ですね。かっこいい!


拝殿に掲げられた扁額。「しんうてんさい」と読み、「神が雨を降らせ、潤して恩恵を施す」という意味が込められています。


拝殿の中の様子


拝殿の前の切り株。旧境内地に立っていた樹齢約600年の杉の御神木です。


本殿は、三間社流造・銅板葺で平成10年に伊勢神宮旧社殿の古材を用いて再建されました。


拝殿左側の山之神社(大山祇神)


その左側には(右から)水神社(弥津波能売神)、恵比須社(大国主神・言代主神)、愛宕社(火武須毘神)が鎮座します。


こちらは拝殿右側にある川上社。天渟中原瀛眞人命をお祀りしています。


境内の端に置かれていました。記念撮影にいいですね^^


かつての社殿はダム湖の底に沈んだため、この遥拝所から湖底に眠る元宮を拝みます。

御朱印

 

 

 

 

 

 

 

 

御祭神

高龗神

所在地

奈良県吉野郡川上村大字迫167