長崎県雲仙市に鎮座します。龍の天井絵で有名な神社で、小浜温泉街の氏神・温泉の神様として慕われています。
由来
勧請年歴不詳でありますが、古来「湯の神」と称して祀られました。延宝7年(1679年)秋、時の島原藩主松平忠房公の命により社殿を再興、「小濱大明神」として祀られました。また、劍柄神社は同時に社殿を造営されて「劍柄(たかひのみや)」と称しました。後に両神社は小濱神社・劔柄神社と名称を改めて産土神として崇敬されてきました。両社はいずれも小浜温泉郷の中心に鎮座してきましたが、諸般の事情により平成7年秋、両神社を合併し、劍柄神社の地に新しく社殿を建立、名称を小濱神社として合祀しました。
★ 公式ホームページ
散策
白い大きな鳥居から境内に入ります。
小濱神社の社号標
左側にある手水舎で清めましょう。
境内の様子。拝殿前にビニールシートで覆われた土俵がありました。
落ち着いた感じの拝殿
小濱神社の扁額。ん?「29代 木村庄之助」って書いてある。行司の方がなぜ?
拝殿前に看板がありました。せっかくなので見てみます^^
おー!すごい!躍動感あふれる縦5m、高さ6mの龍の天井絵。一晩で描かれたとか、江戸時代の普賢岳噴火の際に村人に津波を知らせ、その身で溶岩から守ったという伝説があります。
拝殿の中の様子。きちんと整理されていました。
本殿。オーソドックスな流造り
拝殿前に数体変わった狛犬様がおられました。かわゆい^^
地元出身の力士がいたんですね。それで土俵があったのかな。
昔、鳥居に掲げられていた扁額と思われます。「剱柄宮」「剱柄神社」「剱柄宮」
古い石灯籠も並べられていました。
近くにあった「小濱神社跡」の鳥居
商店街には小濱神社に関する「小浜大蛇」が飾られています。
御朱印
御祭神
小濱社 大己貴命、少彦名命
劔柄社 武甕槌命
所在地
長崎県雲仙市小浜町北本町862