大神神社(奈良県桜井市)の分社で大物主大神を祀ります。この地は神功皇后の大陸遠征の際の陣跡で戦国武将・立花氏からの崇敬もあったとされています。
由来
神功皇后御征朝の節、大和の将兵此の地に駐屯の折勧請したるものと伝う。
立花城主は守護神として特に崇敬厚かりし。
永禄10年9月8日、宗像大宮司氏貞、許斐左馬大夫氏備の軍勢、上和白村に乱入して民家を焼払う。立花城代怒留湯入道馳せ向って応戦奮闘双方討死の侍雑兵共弐百余。黄昏に及んで敵は許斐岳指して引揚げたれば其の夜は陣取って夜警し翌9日、立花城へ勇ましく凱陣す。城主立花道雪公より、燈明田弐反八畝拾歩御寄付ありたり。近くに陣畑陣作などいう処あり。
散策
社号標から境内に入ります。大神神社(大和國一之宮)と関連がありそう。
立派な鳥居!
鳥居の扁額「大神神社」。これ「おおみわ神社」と読みます。
個性的な狛犬様^^
三の鳥居にやってきました。明治2年って書いてある。
手水舎。柄杓が置かれています。
注連縄が飾られた拝殿
拝殿の中の様子
扁額をアップしてみました^^
本殿はコンクリート造りかな。丈夫そう^^
本殿の左側だけ狛犬様がおられました。
御祭神の大黒天様
本殿左側に鎮座する貴船神社。農耕の神様だったんですね^^;
境内には宮前古墳があります。6世紀後半なんだそうです。
古墳の手前にある「大神神社神殿跡」
石製の由緒書き
御祭神
大物主大神
所在地
福岡市東区高美台2丁目24-1