
愛知県犬山市に鎮座します。2000年以上の歴史を誇る由緒ある古社で女性の守り神として広く信仰され、縁結び・安産・子授け・厄除けなどの御利益があります。尾張国二之宮です。
由来
社伝によれば御祭神・大縣大神は、始め濃尾平野を見下ろす本宮山の頂に鎮座されておりましたが、垂仁天皇27年8月(紀元前3年)に現在の地に新宮を営み御遷座されたと伝えられております。延喜式神名帳には名神大社として登載され、大正7年11月28日に國幣中社に列せられました。現在の御社殿は、尾張藩主2代目徳川光友公が寛文元年(1661年)に再興された建物で、尾張造の構造様式を正確に伝へ、特に御本殿は「三棟造」・「大縣造」と称され他に類をみない特殊な様式を構え、昭和56年6月5日国の重要文化財の指定を受けました。
★ 公式ホームページ
散策

鳥居から境内に入ります。楽しみ(^^♪

立派な社号標。「おおあがた神社」と読みます。

入口付近に山車がありました。毎月10月10日に例大祭が行われるらしく、たまたま当日でした。

手水舎で心身を清めます。龍がかっこいい^^

由緒書き。え?紀元前の創建なんですか!2000年以上前ってすごい!

早朝の境内はゆったりしていました。

参道途中の狛犬様。表情が見たい^^;

さすがは国の重要文化財。「大縣造」という独特の建築様式とのことです。

本殿の中の様子

境内にはいくつか摂社があります。まずは姫之宮。玉比売命を祀り、古来より女性の守護神、安産・子授け・婦人病、特に縁結びの神様として篤い信仰があります。

次は大国恵比須神社。出雲の大国主神・事代主神をお祀りし、福の神・縁結の神・農耕の神・医薬の神などの祖神として、また、恵比須様は商売繁昌・学問の守護神として尊崇されています。

楽田神社。日露戦争で活躍された八代六郎海軍大将、その他、楽田出身の御英霊をお祀りしています。

「姫石」の案内板。行ってみましょう。

そういうことか。女性器を模した奇石が祀られており、豊年祭ではこの姫石を神として奉る祭祀が行われます。

境内にある「真霊の滝」。水の音はいいですね。落差2mあるそうです。

むすひ池。願い事を書いた祈願用紙の上に100円玉を乗せ、池の水面に浮かべるんですね。

早く沈めば祈願が早く成就し、遅く沈むと縁が遠いといわれています。
御朱印

御祭神
大縣大神
所在地
愛知県犬山市宮山3
