鹿児島県日置市吹上町に鎮座します。樹齢1000年以上、平安朝時代の願掛け御神木「南薩一の大楠」で有名です。
由来
往古ここを邇邇芸尊が訪れ大和の三輪神(大汝牟遅神)と玉依姫を勧請し、その後文治2年(1186年)に島津忠久が鶴岡八幡宮から八幡神を勧請したとされる。発祥は判然としないが、室町時代には地元を支配していた島津氏分家の一つ・伊作家の尊崇を受けるようになった。明治以前は大汝八幡宮と称していました。
散策
鳥居付近。色鮮やかな拝殿が奥に見えています。
大汝牟遅神社の社号標。おおなむち。こんな字を書くんですね。
病気平癒、医療、医薬、事業繁栄、縁結びの御利益があるそうです。
かわいい!参道の途中にあった小さい橋。太鼓橋かなぁ。
銀杏木に手を当て願い事を心で強く念じると元気になるって。左側は男性用。
朱色の社殿と緑色の屋根が印象的。来てよかった^^
拝殿の中の様子。天井にはたくさん絵が描かれています。
扁額をアップしてみました。かっこいい!
拝殿に男性用のオトツゲ石があったので、願い事をして持ち上げてみた。軽かった^^
毎年元旦に吹上浜で波打ち際の山盛りし、波で崩れた後の濡れた砂を赤貝(オトツゲ)に盛りお供えするそうです。
色鮮やかだから、麒麟様も生きているように見えますね~。
本殿も同じような色合いで統一されています。
これが「南薩一の大楠」と言われるクスノキ。デカい!!
イシノコンボサア?石の子望神様のことみたい。
拝殿左には合祀された摂社が鎮座します。右から武内社、芦王社、新大幡社、若宮社
神社の前の道では「流鏑馬」神事が行われていたんですね。
神社の鳥居を出て真っすぐ。50mあたり先に鳥居があります。
その辺りに楠の巨木が群生しています。「千本楠」です。
力強く壮大でめちゃくちゃパワーを感じます。参拝の際はぜひお立ち寄りください^^
御朱印
御祭神
大己貴命
仲哀天皇
神功皇后
応神天皇
仁徳天皇
玉依姫命
別雷神
少彦名命
所在地
鹿児島県日置市吹上町中原2263