大阪市北区天神橋に鎮座し、「てんまのてんじんさん」の呼び名で親しまれています。7月下旬に行われる天神祭は日本三大祭として有名です。
由来
創建は天暦3年(949年)。社伝によると、延喜元年(901年)当時、右大臣をつとめた菅原道真公は朝廷の権力闘争に敗れ、太宰府へ左遷される途中、現在の天満宮の境内の大将軍に立ち寄って参拝をしました。道真公の死後、天暦3年(949年)、この大将軍社の前に一夜にして七本の松が生え、夜毎にその梢を光らせたという話を村上天皇が聞き、大将軍社へ道真公を祀ったのが始まりとされます。「中島天満宮」 「摂津南 中島惣社 天満宮」「天満天神社」「天満神社」「天満宮」「天満社」「天神宮」など、時代により呼称が変わりましたが、天満地域を守る氏神として、学問・芸能の神様として地域の人々や大阪商人たちの心のよりどころなり、現在に至ります。
★ 公式ホームページ
散策
表大門から境内に入ります。雨が降ってきて空が真っ暗^^;
大阪天満宮の社号標
表大門にある十二支方位盤。酉の方位は鶏ではなく鳳凰であるのは、菅原道真が詠んだ故事により、道真への配慮を図ったからといわれています。
拝殿、幣殿、本殿が繋がる権現造りの社殿は天保14年(1843年)に再建されました。
手水舎で心身を清めます。
社殿の周囲に柵がありました。入れないのかな。
拝殿前の狛犬様。手足の爪が尖っています。
拝殿の中の様子。金を基調とした豪華絢爛な造りです。
本殿の東西の側面にある「登竜門」。ここを通ることができるのは一年を通して約10日間に限られるそうです。
本殿の真裏にやってきました。御祭神に一番近いところで参拝することができます。
大将軍社。八衢比古神(やちまたひこのかみ)他3神が祀られています。
神明社。御祭神は天照皇大神、豊受皇大神です。
こちらは十二社。吉備聖霊、早良親王、藤夫人、伊予親王、火雷神等が合祀されています。
八坂社。御祭神は素盞雄命。他にも境内社が点在しています。
天満宮と結びつきがある梅。絵馬にも使われています^^
御朱印
御祭神
菅原道真公
所在地
大阪市北区天神橋2丁目1-8