
山口県下関市に鎮座する長門國一之宮。神功皇后時代の創建と伝えられ、大阪府の住吉大社、福岡県の住吉神社と合わせて、日本三大住吉の一つとされています。
由来
住吉の大神は、神代の昔、伊邪那岐命が黄泉の国(死の世界)から帰って穢を清められた時出現された神であります。
仲哀天皇の9年(200年)神功皇后さまが三韓征討のときに再び現れ、「吾和魂は玉身の寿命を守り、荒魂は軍船を導かん」との御教示により大神を守り神として進軍いたし、その神助により交戦することなく戦勝いたしました。この神恩に感謝し、神功皇后さまはこの地に祠を建てて、住吉大神の荒魂をおまつりになったのが住吉神社の起こりであります。爾来、長門の国一の宮と仰がれ、明治4年社格が制定されては官幣中社に列せられました。
荒魂・和魂とは、古代、神霊は荒魂と和魂という2つの霊魂により成り立つと考えられていました。荒魂は、人間生活促進のため、勇猛果敢に活動する御魂をいいます。和魂は、温和で得を備え、平和をもたらす御魂をいいます。
散策

白い大鳥居から境内に入ります。社号標も立派^^

本殿は国宝なんですね。九間社流造、なかなか見ない構造です。

鳥居から伸びる参道を直進します。紅葉がキレイでした(^_-)-☆

途中、朱色の神橋がありました。

参道右側にある手水舎。不思議な石像から水が出てきます。狛犬様でしょうか。

石段の先に色鮮やかな楼門が見えてきました。現在の楼門は、室町期の楼門を再興する形で、明治34年(1901年)に建てられました。国指定の登録有形文化財です。

青銅製の狛犬様。ユーモラスな造りで鼻の穴がめちゃ大きい^^

檜皮葺きの拝殿は、天文8年(1539年)に毛利元就が寄進したもので、国指定重要文化財に指定されています。

扁額には「住吉荒魂本宮」と書かれています。

拝殿の中の様子。過去に修復などが施されているものの、創建当初の原形や特質は損なわれていないそうです。

本殿は、1殿から5殿まであり、1殿から順に住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)、応神天皇、武内宿彌命、神功皇后、建御名方命が祀られています。

本殿の板戸絵を間近で見ることができます。

こちらは秋の図。すごーい!!

本殿は、応安3年(1370)に大内弘世によって再建された室町初期の代表的な九間社流造で昭和28年(1953年)に国宝に指定されています。

本殿の裏にまわると、右から七社・蛭子社・田尻社・若宮社が鎮座します。

その左隣にある高元社

境内にある大楠は、樹齢1800年以上あるパワースポット。武内宿彌のお手植えで古株から新根が生え、根回りは60mにも及びます。

由緒書き。さすがは長門國一之宮。国宝の拝殿をはじめ歴史上重要なものばかり^^
御朱印

御祭神
住吉三神
応神天皇
武内宿彌命
神功皇后
建御名方命
所在地
山口県下関市一の宮住吉一丁目11-1
