戦国時代に活躍した島津氏中興の祖「島津忠良(日新公)」が御祭神で、毎年7月23日に行われる「竹田神社夏祭り」の郷土芸能は、鹿児島県指定民俗文化財となっています。
由来
竹田神社の起源は室町時代の保泉寺にはじまり、日新公の菩提寺となってからは日新寺となりました。薩摩藩十大寺の一つとされ、江戸時代には島津歴代藩主が任期中、必ずこの寺を参拝していました。明治2年廃仏毀釈により廃寺となりましたが、明治6年、その跡地に島津氏により竹田神社が建立されました。
散策
駐車場側から一の鳥居を撮影。信号を渡らないと境内に入れません。
とても大きな樹木がありました。途中から切られていますね。
信号を渡りながらの撮影。結構、車が通るので信号は守ってくださいね~。
昭和2年に建立された二の鳥居。なかなか古いです。
竹田神社の社号標。
境内は結構広かったです。
石段を登ると両側に手水舎がありました。ツインの手水舎、初めてかも^^
拝殿。お寺のような造りでした。
さすがは島津家由来の神社。家紋が目立ってます。
奥に本殿がありました。石段の上に築かれています。
近くにあった由緒書き
境内にあった石灯籠も家紋入り。さすがです。
さっき見た大きな樹木は大楠でした。室町時代から生き続けてるんですね!すごい!
江戸時代の寛政10年(1798年)に発生した日新寺大火の傷跡が残っています。
境内にあった鮫島慶彦胸像。南薩地方の産業文化に功績を残した政治家です。
御祭神
日新偉霊彦命(島津忠良公)
所在地
鹿児島県南さつま市加世田武田17932