標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座します。神様に呼ばれないとたどり着けない神社として有名です。
由来
創立は紀元前37年第十代崇神天皇の御宇に王城火防鎮護と悪魔退散のため、早玉神を奉祀したことに始まると伝えられています。古くより熊野から吉野に至る熊野・大峰修験の行場の一つとされ、平安時代には神仏混淆となり、玉置三所権現または熊野三山の奥院と称せられ霊場として栄えました。江戸時代には別当寺高牟婁院が置かれていました。その後、慶応4年の神仏分離により神仏混淆を廃し、以後、玉置三所大神、更に玉置神社となり現在に至っています。
散策
狭いくねくねした道を車で30分くらい登ってきました。十分すぎる高さなんですが…。
ここからスタートします。社号標がオシャレですね~。
山道を15分ほど歩くようです。小雨が落ちてきそうですが頑張ります^^
参道は比較的歩きやすかったです。台風対策かな。旗がまとめられていました。
参道の横は急勾配なので、一度落ちたら大怪我は確定。気を付けましょう。
途中、山之神が祀られていました。
鳥居から右下に下っていきます。緩やかな道を通りたい方は左側から行けます。
「頭上注意」の看板を発見!上を見てたら滑落しそう。
参道がどんどん細くなってきました。辿り着けるか不安になってきた(-_-;)
そうこうしているうちに手水舎に到着^^
なかなか古い鳥居ですね。
狛犬様も相当年月が経っていました。
木造の社殿。シンプルな造りでした。
社殿の中の様子
摂社・若宮社。御祭神は住吉大神、八幡大神、春日大神です。
こちらは大日堂社。修験道の方が祀られているようです。
辺りを見渡していたところ、杉の案内表示がありました。
こちらは夫婦杉。木が2つに分かれていますね。
こちらは神代杉。樹齢3000年ともいわれ、荘厳な雰囲気を纏っています。
御朱印
御祭神
国之常立神
伊弉諾尊
伊弉冊尊
天照大神
神日本磐余彦命
所在地
奈良県吉野郡十津川村玉置川1