鹿児島県日置市に鎮座します。島津義弘公の菩提寺であった妙円寺が明治2年の廃仏毀釈で廃寺となり、義弘公を御祭神とする徳重神社になりました。
由来
徳重神社がある敷地は、かつて義弘の菩提寺である妙円寺があった。かつての妙円寺が描かれている『三国名勝図会』や『薩藩名勝志』には、寺の敷地内に鎮守社という神社も描かれているが、当時は多くの寺がそうであったように、妙円寺は神道と仏教が融合し信仰されていた神仏習合の寺であった。明治2年(1869年)、神仏分離などに端を発した廃仏毀釈によって妙円寺は廃寺とされ、その跡地へ明治4年に創祀された神社が徳重神社である。
散策
駐車場付近の鳥居から進んでいきます。
徳重神社の社号標
手水舎には島津氏の家紋である「丸に十字」が刻まれています。
石段の先に拝殿が見えています。
迫力ある狛犬様
拝殿に到着。お賽銭箱等にも島津氏の家紋が施されています。
拝殿の中の様子。キレイでした^^
本殿はオーソドックスな流造りでした。
拝殿前の提灯。形やデザインがかわいい^^
御祭神の島津義弘公は、戦国時代から安土桃山時代にかけての薩摩國の武将、大名で島津氏第17代当主にあたります。
境内には島津氏の者たちが寄附した古い石灯籠が並んでいます。
絵馬もたくさんありました。勝運、一族繁栄、家内安全などの御利益で有名です。
御祭神
精矛厳健雄命(島津義弘)
所在地
鹿児島県日置市伊集院町徳重1786