御祭神の豊玉姫は海神の娘、竜宮城の乙姫様としても有名であり、古来より水の神、海の神として、広く崇敬を集めています。
由来
豊玉姫神社の歴史は古く、天正年間(1573~1591)兵火のために焼失してしまいましたが、元和年間(1615~1623)には社殿を再建し、藩主鍋島直澄の祈願所となりました。以来、歴代藩主をはじめ、地元住民の尊崇を集めています。豊玉姫神社のお遣いは「なまず」です。嬉野川を支配し、郷の守りについていて、国に大難あるときには六尺の大なまずが現われて、神託を告げると語り伝えられています。この「なまず様」は古来より「肌の病」にご利益があるといわれています。豊玉姫様は乙姫様であり、その肌は美しく、嬉野の温泉の効能と相まって「美肌の神様」として、広く親しまれています。
散策
細く長い参道に鳥居が見えています。
一の鳥居。明治29年に建てられたものです。
二の鳥居。これは明治40年でした。
三の鳥居から拝殿が見えています。
鳥居付近にある祠の中に「白なまず様」がおられます^^
手水舎で心身を清めます。
境内はこんな感じ。お寺のような拝殿ですね。
大正15年に建立された拝殿前の狛犬様。注連縄苦しくないですか?
拝殿には絵が飾られています。
拝殿の中にも絵が飾られていました。オシャレ~!
豊玉姫神社の扁額
本殿には陶器製の狛犬様がおられます。
本殿右前の「なまず社」。美肌に御利益があるとされています。
全長約60cm、白磁製のなまず様。ツヤツヤすべすべでした^^
拝殿右側に鎮座する「天満宮」
拝殿左側には「八坂神社」が鎮座します。近づいてみると…。
御祭神である須佐之男命がヤマタノオロチを退治して、櫛名田姫を守り妻にした様子が描かれています。
白なまず様。ちゃっかり灯籠の所にもおられました^^;
御朱印
御祭神
豊玉姫大神
住吉大神
春日大神
所在地
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2231-2