
三重県鈴鹿市に鎮座する伊勢国一之宮。三重県では伊勢神宮・二見興玉神社に次いで3番目に参拝者数が多く、猿田彦大神を祀る神社の総本社とされています。
由来
伊勢国鈴鹿山系の中央麓に鎮座する椿大神社は、往古神代、高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社として、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」を主神とし、相殿に皇孫「瓊々杵尊」、「栲幡千々姫命」を、配祀に「天之鈿女命」、「木花咲耶姫命」を祀っています。
猿田彦大神は、天孫 瓊々杵尊降臨の際、天の八衢に「道別の大神」として出迎え、高千穂の峯に御先導申し上げます。そのことより、肇国の礎を成した大神として、人皇第十一代垂仁天皇の二十七年秋(西暦紀元前三年)、倭姫命の御神託により、この地に「道別大神の社」として社殿が奉斎された日本最古の神社です。仁徳天皇の御代、御霊夢により「椿」の字をもって社名とされ、現在に及んでいます。また、猿田彦大神を祀る全国二千余社の本宮として、「地祇猿田彦大本宮」と尊称されています。
★ 公式ホームページ
散策

ついにやってきました。椿大神社(^^♪ 正式には「つばきおおかみのやしろ」と読みます。

意外と質素な鳥居ですね。先を進みます。

入ってすぐ庚龍神社(こうりゅう神社)があります。金龍龍神、白龍龍神、黒龍龍神の三柱の龍神が祀られているパワースポットです。

手水舎で心身を清めます。こちらは蛙様なんですね^^;

早朝の参道はとても気持ちよかったです。

案内図がありました。山頂の奥宮まで片道2時間かかるそうです(*_*)

いきなり重要な御船磐座(みふねのいわくら)が登場。近づいてみます。

中に入ることはできません。天孫瓊々杵尊一行の御船が到着されたと伝承されてきた場所です。

江戸時代に建てられた「断り乃鳥居」をくぐって先に進みます。

特徴的な狛犬様にお会いしました。

右が大黒天、左が恵比須神です。

御本殿が見えてきました。人が少なくてよかった^^

御本殿は総檜の神明造り。猿田彦大神をはじめ、天孫瓊々杵尊、栲幡千々姫命、木花咲耶姫命、天之鈿女命、行満大明神、合祀三十二神が祀られています。

ちょうど宮司さん達の朝礼が行われていました。こういうの見るの初めて♪

次は参拝順路にしたがって、別宮「椿岸神社」に行ってみます。

猿田彦大神の妻神・天之鈿女命を主祭神としてお祀りしています。

芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として崇敬されています。

この日は年1回の秋季例大祭とあって、宮司さん達が神輿を準備されていました。ラッキー♪

神社の見所の一つでもあるパワースポット「かなえ滝」。水量がすごいのが分かると思います^^

猿田彦大神と天之鈿女命の絵馬。記念に購入しました^^
御朱印

御祭神
(主祭神)猿田彦大神
所在地
三重県鈴鹿市山本町字御旅1871
