宮崎県児湯郡都農町に鎮座する「日向国一之宮」。パワースポットとして名高く、鎮守の森に囲まれた広い境内には神秘的で厳かな雰囲気が漂っています。
由来
創建されたのは御即位6年前の神武天皇が宮崎の宮を発し東遷の折、此の地に立ち寄り、国土平安、海上平穏、武運長久を祈念し御祭神を鎮祭された事と伝えられる。旧記によれば、日向国の第一の大社であったが、天正年間の島津・大友の争乱の際、大友氏の兵火により社殿・宝物・古文書等全てを焼失したものの、御神体は尾鈴山麓に避難され難を逃れた。争乱後は長年社殿の再興も無く小さな祠があるのみであった。元禄5年に秋月藩主秋月種政が再興し、安政6年には篤志家の社殿の寄進があった。その後、社殿の老朽化に伴い平成14年に「御造営奉賛会」が設立され、平成19年7月7日に現在の社殿が竣成されたのである。
★ 公式ホームページ
散策
向かう途中にあった大鳥居。どんな神社か楽しみ(^^♪
二の鳥居も立派!扁額に「日向國一之宮 都農神社」と書かれています。すごい!
社号標も大変立派でございます。50か所ある國幣小社の一つです。
神橋あたりまで来ました。参道が長いとワクワクします^^
神の石をここで取って本殿裏に向かいます。願いを込めて参拝すると願いが叶うそうです。
あぶら石に祈りを込めて触れることで目標達成や自身の願いを叶えてくれます。
お!手水舎の隣になんか置いてあるぞ。
自祓所だって。祈願の際に宮司さんから振ってもらいますね。自分できるから楽しい^^
木製の由緒書きにホームページのQRコードがありました。最先端(^^♪
立派な神門。さらに進んでいきます。
平成19年7月に造営された拝殿は総ヒノキ造りとのこと。さすが一之宮は違いますね。
拝殿の中の様子
本殿は総ケヤキ造り。こちらも平成19年造営です。
本殿左側に鎮座する素盞鳴神社。武運必勝・悪疫退散などの御神徳があります。
本殿裏にたくさん神の石がありました。
本殿右側には手摩乳(てなずち)・足摩乳(あしなずち)神社が鎮座します。子育て・手足健康などの御神徳があるそうです。
近くには熊野神社もあります。こちらは再生(蘇り)・若返りだそうです。参拝しましょう^^
御神象として祀られている白い象。御神木の夫婦楠から生まれたもので大国様の化身として置かれています。
神門の裏側にある杓文字で身体の悪いところや全身を撫で、杓文字についている鈴を振って鳴らすことで願いが叶うと言われています。
近くにある撫でウサギ。無病息災の御利益があるそうです。
撫でウサギ同様に御利益のある大国様もおられます。珍しいですね。
珍しいといえば、拝殿前の太鼓もそう。音がめちゃ良かったです^^
もう一つ珍しいものをご紹介。社務所に「護り笛」が販売されていました。護身用にどうぞ♪
御朱印
御祭神
大己貴命(別名:大国主命)
所在地
宮崎県児湯郡都農町大字川北13294