御自作天満宮

天拝山の麓にある古刹・武蔵寺から少し登った所の「天神の森」に鎮座します。九州最古の創建と言われる「武蔵寺」の隣にあります。

由来

御自作天満宮は,全国的にも珍しく,菅原道真公が自ら刻んだという等身大の木座像を御神体としており,武蔵寺に伝わる「武蔵寺縁起」には,道真公が自ら木造を刻む様子が描かれています。1586年(天正14年)の岩屋城の合戦で武蔵寺も天満宮も焼失しましたが,御神体の顔だけは運び出され,後に首から下の部分を作り直して祀られました。

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散策

古の雰囲気が漂う鳥居。石段の脇にある「紫藤の瀧」は道真公が天拝坂参拝の折に禊ぎをしたとされる滝です。

手水舎も苔で覆われています。

今にも飛び掛かってきそうな狛犬様。表情がリアル…。

境内に道真公にちなんだ「天拝白梅」がありました。

社殿右隣にある老松宮

境内左奥に鎮座する白瀧稲荷大明神。本社は京都の伏見稲荷神社の境内にあるそうです。

御朱印は二日市八幡宮で書いていただけるそうです。

御祭神

菅原道真公

所在地

福岡県筑紫野市武蔵623