木. 10月 10th, 2024

豊川稲荷東京別院


古くは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など武将達から信仰を集め、さらに江戸時代には、庶民の間で商売繁盛、家内安全、福徳開運の神として全国に信仰が広まりました。

由来

豐川稲荷は正式名を「宗教法人 豐川閣妙嚴寺」と称し山号を圓福山とする曹洞宗の寺院です。
お祀りしております豊川吒枳尼真天とは、昔、順徳天皇第三皇太子である寒巖禅師が感得された、霊験あらたかな仏法守護の善神です。 豊川吒枳尼真天が稲穂を荷い、白い狐に跨っておられることからいつしか「豐川稲荷」が通称として広まり、現在に至っております。当別院は江戸時代、大岡越前守忠相公が日常信仰されていた豊川稲荷のご分霊をお祀りしています。明治20年に赤坂一ツ木の大岡邸から現在地に移転遷座し、愛知県豊川閣の直轄の別院となり今日に至ったものです。

★ 公式ホームページ

散策


「豊川稲荷東京別院」と表示された山門から入ってきます。社号標が立派!


さすがは豊川稲荷。なかなか立派な造りですね~!


ここお寺だけど、手水舎と呼んでいいのかな。


本殿前の狐様。表情が厳しくて意外と大きかったです。


立派な本殿ですね。愛知県豊川閣の直轄の別院として、豊川稲荷の御分霊をお祀りしています。


招福利生大黒天。既に幕末に建てられていましたが、長い間、本殿内で大黒天を祀る状態が続き、最近になり再建されたそうです。


因縁除けの守護神である「叶稲荷尊天」をお祀りする「叶稲荷」では、土地・家・方位・厄など全ての悪縁を切って禍事災難を取り除いてくれると言われています。


近くには弁天様がおられます。有名人やアーティストなどの信仰も篤く、銭を洗うと数倍になって返ってくると言われています。


財宝を生む尊天様「南無如意宝生尊天」をお祀りする「融通稲荷」。真心を込めてお参りをすれば、金銀財宝の融通が叶えられると言い伝えられています。


奥の院にやってきました。奉納された千本幟が参道両側に並んでいます。狐様の表情がこわっ!


白を基調とした洋風というかモダンな感じがしました。オシャレ♪


豊川三神殿(宇賀親王・太郎稲荷・徳七郎稲荷)と書かれています。健康、商売繁昌、対人関係等に御利益があるそうです。


せっかくの機会ですので、お参りさせていただきました。よろしくお願いいたします。


終盤で発見した境内案内図。拡大してご覧ください。


豊川三神殿の裏にある愛染明王。良縁、恋愛成就に御利益があるそうです。

御祭神

豊川吒枳尼真天

所在地

東京都港区元赤坂1丁目4番7号