標高382mの飯盛山を御神体と仰ぐ神社。古くは上宮・中宮・下宮に神宮寺があって三所権現を唱えていました。現在の本殿は山麓の下宮跡に設けられています。
由来
平安初期の859年(貞観元年)に創建されたと伝えられ,古くから旧早良郡の飯盛,吉武,金武,戸切,田村,四箇,羽根戸,野方の総社として崇められていました。現在の本殿は1786年(天明6年)に大改修されたもので,市指定の有形文化財です。この神社には多くの行事があり,中でもカビの生え方で豊凶を占う「粥占」は県無形民俗文化財,流鏑馬は市無形民俗文化財に指定されています。
★ これまでの記事 → 福岡の杜ブログ
★ 公式ホームページ
散策
飯盛神社の鳥居付近。案内板のようにここから山頂を目指す方もおられるようです。
入ってすぐ左側にある手水舎。コロナ対策で柄杓は置かれていません。
愛らしい表情の狛犬様。親近感があって癒されます。
流鏑馬が有名で疾駆する馬上から放つ矢が的に当たると歓声が挙がります。
拝殿の中の様子。きちんと整理されていますね~!
本殿は安土桃山風三社流れ造。近世に遡る社寺建築として優れた彫刻を有します。平成22,23年度に半解体を伴う修理が行われました。
本殿の左側には西王子社が鎮座します。御祭神は月讀之大御神です。
反対の東側には東王子社。御祭神は天照皇大御神です。
樹齢350年の御神木の梛。以前は社務所で販売されていました。
境内にそびえ立つ大楠。貞観元年(859年)から存在するとのこと。すごいですね~!
夫婦杉は樹齢200年といわれています。
4月中旬に参拝した時はちびっ子の相撲大会で大賑わいでした。
御朱印
御祭神
伊弉册大神
誉田別命
玉依姫命
所在地
福岡市西区飯盛609