宮崎県小林市に鎮座します。霧島六権現の2社を一緒に祀った由緒ある神社です。
由来
創建年代は不詳で、6世紀中期頃とも伝えられます。天照大御神の孫である瓊瓊杵命(ににぎのみこと)をはじめとする日向三代(ひむかさんだい)と、その妻たちの6柱の神々を祀る格の高い古社です。高千穂の峰の中腹に建てられていましたが、度重なる霧島山の噴火活動の影響で社殿が何度も焼失。その度に遷座や再建を繰り返してきました。1874年に同じく霧島六社権現のひとつとされた夷守神社(ひなもりじんじゃ)と合祀。その際、夷守神社跡地(現在地)に遷座しました。夷守神社は「雛守」とも書き、女性や子どもを守るとされ、縁結びの神としても知られています。
散策
近くにあった看板。神楽が有名なのかな。
赤い鳥居から境内に入っていきます。
石段がまっすぐ伸びています。先が長そう^^;
入口付近で仁王さまが監視されていました。
その近くにあるイチイガシ。樹齢400年、高さは38mあるそうです。
手水舎の花がキレイでした~。癒されますね。
さて。気を取り直して進みましょう!
赤い鳥居の先に拝殿が見えてきました。
古い感じの拝殿。昔からここにあったんですねー。
拝殿の中の様子。奥に龍の柱が見えています。分かりますか?
これです。霧島岑神社雲龍巻柱。2体の龍が柱に巻き付いたような迫力ある姿をしています。
拝殿入口には龍の置物もありました。
拝殿に掲げられた御祭神の表示板
奥に見えるのが本殿。幣殿と一体となっています。
本殿周辺には境内社が点在します。
花を詰めた飾り物。キレイですね~。
御朱印
御祭神
瓊々杵命
木花咲耶姫命
彦火々出見命
豊玉姫命
鸕鷀草葺不合命
玉依姫命
所在地
宮崎県小林市細野4937