石清水八幡宮


現存する八幡造の本殿の中で最古かつ最大規模の開運厄除け神社として,多くの参拝者で賑わいます。伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟と称され,日本三大八幡宮の一つです。

由来

平安時代の初めの貞観元年(859年),八幡信仰の総本宮である宇佐神宮から男山に勧請されました。寛徳2年(1045年),源義家が社前で元服して八幡太郎と名乗ったことから,源氏の信仰厚くその分社は全国に及びます。現社殿は寛永11年(1634年)徳川家光の造営によるもので,重要文化財に指定されており,内殿と外殿の間には天正8年(1580年)織田信長寄進による黄金の樋がかかっています。明治の初めに官幣大社に列せられ,「男山八幡宮」と改称されましたが,「石清水」の社号は創建以来の由緒深い社号であるため,大正7年には再び「石清水八幡宮」と改称され,現在に至ります。平成22年に八幡大神の御神霊が八幡の石清水八幡宮社殿に御鎮座されて1150年を迎えました。

★ 公式ホームページ

散策


石清水八幡宮参道ケーブルを利用して登っていきます。映っているのは「こがね」。山頂に鎮座するんですね~。知りませんでした!


石清水八幡宮は,男山山頂から麓まで広大な範囲が境内となっています。広い!!


ケーブルカーを降りて最初に登場した末社・三女神社。宗像三女神が祀られています。


坂を登って鳥居に到着。ここは三の鳥居のようです。


「一ツ石」は,かつて馳馬や競馬の出発地点で「勝負石」とも呼ばれた勝運の石。お百度参りの地点ともされます。


参道の途中に「重要文化財 石燈籠 永年三年(1295)」と書いてあったので,覗いてみました。すご~い!


朱色が鮮やかな手水舎。キレイ^^


南総門から入っていきます。


楼門までの参道が斜めになっています。テレビで見たのと一緒^^


色鮮やかな楼門。平成28年(2016)2月,八幡造の本殿を含む建造物10棟が国宝に指定されました。


境内にはこういう末社がいくつか鎮座します。左から長田社,生田社,廣田社


江戸前期の若宮社。重要文化財に指定されています。


天正8年織田信長が寄進したと伝わる「信長塀」。瓦と土を幾重にも重ねることにより,耐火性,耐久性に優れたとされます。


参道を降りて二の鳥居にやってきました。


力強い狛犬様。ちびちゃんがかわゆい^^


せっかくなので「頓宮殿」に寄ってみました。


一の鳥居。扁額の「八幡宮」の「八」の字が神使の双鳩になっています。


石清水八幡宮の社号標。かっこいい!

御朱印

御祭神

八幡大神(誉田別命、比咩大神、息長帯姫命の総称)

所在地

京都府八幡市八幡高坊30