「おしめんさん(お四面さん)」の愛称で親しまれ、九州総守護の神社として崇敬を受けています。疫病退散の妖怪・アマビエにゆかりのある神社としても有名です。
由来
奈良時代の神亀5年(728年)に聖武天皇の勅願により行基菩薩が当地へ赴いて石祠を祀ったのが始まりと伝わる。もとは九州総守護の神々をお祀りする「四面宮」という神仏習合の神社であった。古来より諫早の氏神様として、歴代領主の祈願所と定められ西郷家や龍造寺家・諫早家から篤く信仰されてきた。明治時代の神仏判然令により、並祀していた荘厳寺は分離されることとなり本尊などは近くの寺院に移設。その際に、社名を「四面宮」から「諫早神社」と改称した。昭和20年(1945年)に県社に昇格した。
★ 公式ホームページ
散策
鳥居付近にある社号標には「鎮西鎮護 四面宮 諫早神社」とあります。四面宮の総本社は雲仙に鎮座する温泉神社で古事記の故事に由来するそうです。
手水舎には、消毒液が置かれていました。
拝殿前におられる狛犬様。お尻を高々と上げられている姿がすばらしい!
健康・病気平癒で知られるアマビエさま。諫早市在住でチェーンソーアート日本一に輝いた方が疫病退散の願いを込めて制作・奉納されたそうです。
漆黒で落ち着いた雰囲気の拝殿
「諫早神社」の篇額。めちゃ光っていて立派です^^
本殿は流造りではなく、お寺のような屋根でした。
境内には令和4年に完成した「御神苑」があります。
こちらは「雲仙塚」。雲仙の山景をそのままの形でかたどり、高さ約3mの築山で表現しており、中央には全国でも珍しい陶器の鳥居「三柱鳥居」の模型があります。
右側が雲に見立てた石の舞台「雲舞台」で、左側が水を司る「龍」の姿に見立てた池庭「龍池」
御神木は昭和41年(1966年)に「諫早神社のクス群」として長崎県天然記念物に指定されています。
色鮮やかな御朱印がたくさんありました。
かわいい「七福神みくじ」もあります。弁財天様をゲットしました♪
御朱印
御祭神
天照大御神
大己貴命
少彦名命
九州総守護の神々
所在地
長崎県諫早市宇都町1番12号