標高43mの鶴形山の山頂に鎮座します。創建以来、現在も倉敷中心街の鎮守神として篤く崇敬を集めています。
由来
倉敷の古名は「阿知」である。これは日本書紀応神記(4世紀)に「阿知使主(あちのおみ)が韓国より17県の人達を率いて帰化してきた」とあり、阿知使主の一族がこの地に住み着いて、養蚕・絹織・縫製・鉄文化等の先進技術を伝え、広め、大いに栄えたことに由来している。また、社記には神功皇后三韓征伐の途中、暗闇に航路を見失われ宗像三女神に祈願された時に、三振りの剣が雷鳴と共に天空から明るく輝いてこの地に降ったため、応神天皇の御代に妙剣宮(妙見宮)と称してこれを祀ったと記されている。古来この一帯は吉備の穴海と称され、内海深く湾入し社地は内亀島という小島であったため、海の交通交易の守護神である宗像三女神を奉斎したとも伝えられている。室町末期、慶長、元和の頃から祭祀は当地草分けの有力者の木綿襷組が交代執行し、江戸中期に観竜寺の別当が管理し、神仏混淆して明治に至ったが、同2年神仏分離令により妙見宮を阿智神社に復号した。
★ 公式ホームページ
散策
鳥居から石段を登ります。夏越大祓式の案内が出ていました^^
「倉敷総鎮守 阿智神社」の社号標。黒でかっこいい!
あ~。この石段きつそう。歩き過ぎて足が痛い~。
登った先にも石段。足パンパン^^;
やっと登ったー。こうなってるんですね。
右側にある手水舎で清めます。アジサイが綺麗^^
狛犬様。巻いた尻尾がかっこいい。
随身門の奥に拝殿が見えています。
太い注連縄が飾られた拝殿。屋根に玄武の彫刻が施されています。
阿智神社の扁額。比較的新しいですね。
こっそり隙間から覗いてみました。ごめんなさい。
近くにあった絵馬殿に入ってみると…。
おー。これはすごい。動物も結構リアルでした。
本殿は改修工事中でした。令和9年までの5年間かかるって。((+_+))残念
縁結びの木(もっこく)。木斛の花言葉は「人情家」情愛を「持つ濃く」という意味があるそうです。
境内には様々な摂社・末社が鎮座します。荒神社は治水豊饒の神、厄除や病気平癒の神として崇められています。
御祭神
多紀理毘売命
多岐都比売命
市寸嶋比売命
所在地
岡山県倉敷市本町12-1