熊野神社はJR新飯塚駅から徒歩約5分の小高い丘の上に鎮座します。御神体の巨岩が神社の由来となっています。
由来
社伝によれば,神武天皇が九州より大和に攻め上がられた時,この地にて嵐に遭い停滞を余儀なくされ,祖先の神々に祈願すると天より巨岩と雷光が落ち,雨はやみ,戦にも勝って村が平穏になったそうです。この神霊の宿る岩をお祀りしたのが立岩神社で,この地の地名の由来とされています。また,斉明天皇の代(7世紀)に熊崎に移して熊崎祠になり,後に熊野宮になりました。
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散策
細い参道にある一の鳥居。両側は住宅でまっすぐ進むと道路があります。
その道路から見た二の鳥居。さら階段を上ります。
階段を上った所におられる比較的新しい狛犬様です。
コンパクトな手水舎。ポンプ式なので押したら水が勢いよく出てきます。
社殿の両端におられる狛犬様。空を見上げられているようです。
拝殿の中の様子。
秋になると紅葉がきれいです。
境内の宮地嶽神社,恵比須神社,高木神社,天満宮,須賀神社にはそれぞれ立派な鳥居が置かれています。注連縄や燈籠もあってすごい!!
御神体の巨岩。一番左の岩の上に「熊崎祠」がありました。神武東征の時に悪鬼が現れ,手力男神が巨岩を投げつけて退治したことに由来します。
もともと嘉麻郡に笠松村があり,明治42年に飯塚町と合併したそうです。役場跡とか珍しいですね~。
御祭神
熊野権現
所在地
福岡県飯塚市立岩1380