諏訪大社(下社秋宮)


諏訪大社は長野県の諏訪湖周辺に4か所の境内地をもつ神社。信濃國一之宮で全国各地にある諏訪神社の総本社であり、国内にある最も古い神社の一つとされています。

由来

諏訪大社が歴史に現れる最古の記録は692年に持統天皇が勅使を派遣したという日本書紀のものです。その鎮座のあらましですが、日本最古の伝承集「古事記」によると、大国主命が天照大神へ国を献上するのに反対した建御名方神が、天照大神が差し向けた建御雷神と力比べをして敗れ、この地にとどまったのが始まりと伝えられています。

ここ下諏訪には下社の2宮(春宮・秋宮)がありますが、最初に鎮座したのは春宮とされています。その後建て替えが計画された際、高島藩より両社に同じ図面が与えられたため、ほぼ同時期にほぼ同じ構造を持つ社殿が諏訪地方の2つの異なる流派の宮大工集団によって建てられ、両宮は彫刻で技が競われたとされています。また、半年に一度、8月1日に春宮から秋宮へ、2月1日には秋宮から春宮へ神様を遷す神事、遷座祭が行われますが、これは全国的にもとても珍しいことです。

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散策


やってきました。念願の諏訪大社(^^♪


入口付近はこうなっています。まずは手水舎へ


おー!立派な手水舎。よく見てみると…


龍様です。かっこいい~!


青銅製の鳥居から入ります。ワクワクします(^^♪


樹齢600年以上とも言われる「寝入りの杉」。丑三つ時になると枝を下げて寝入りいびきが聞こえ、子供に木の皮を煎じて飲ませると夜泣きがなくなるそうです。


神楽を奉納するための神楽殿。天保6年(1835年)に建てられました。


大きな注連縄は長さ13m、出雲大社型では日本一の長さと言われています。


狛犬は高さ1.7m、青銅製では日本一の大きさと言われています。


左から鹿島社、子安社、加茂上下社、八坂社の末社が鎮座します。


参拝者が参拝したり、神職が祭祀を行ったりする幣拝殿。安政10年(1781年)に建てられ、神楽殿とともに国の重要文化財に指定されています。


幣拝殿前にある天覧の白松(三葉の松)


寅年と申年の7年に一度行われる御柱祭で社殿の四隅に建てられる御柱(おんばしら)。これは一の柱ですが、他にも二の柱、三の柱、四の柱が建っています。


秋宮の由緒書き。この後、春宮に行ってみたいと思います。


信州りんごみくじ。かわいいですね~。ご当地みくじ^^


さざれ石を発見!置かれている神社、結構ありますね!


御神湯。龍の口から流れているのはまさかの温泉水!熱々でした(^^♪

御朱印

御祭神

八坂刀売神(やさかとめのかみ)

所在地

長野県諏訪郡下諏訪町5828