英彦山神宮

福岡県唯一の神宮。英彦山は北岳・中岳・南岳(主峰の南岳:標高1199m)の3峰で構成され,中岳の山頂から山腹にかけて上津宮,中津宮,下津宮,その下に奉幣殿が鎮座します。

由来

創建は継体天皇25年(531年)。英彦山は,古来から神の山として信仰されていた霊山で,御祭神が天照大神(伊勢神宮)の御子,天忍穂耳命であることから「日の子の山」即ち「日子山」と呼ばれていました。嵯峨天皇の弘仁10年(819年)詔(みことのり)によって日子の2文字を彦に改められ,次いで,霊元法皇,享保14年(1729年)には院宣により英の1字を賜り,英彦山と改称され現在に至ってます。英彦山は中世以降,神の信仰に仏教が習合され,修験道の道場「英彦山権現様」として栄えましたが,明治維新の神仏分離令により英彦山神社となり,昭和50年6月,天皇陛下のお許しを得て,戦後,全国第三番目の神宮に改称され,英彦山神宮になっています。

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散策

神宮下の鳥居。参道が真っすぐ伸びています。


鳥居付近の狛犬様。結構年月が経っておられますね。


さ~て。ここから頑張って石段を登っていきます^^;


真ん中に手摺りはありますが,結構登るのがしんどいです。先は長いなぁ。


かなり疲れてきました。息があがってしんどーい!!あとちょっとでゴールだ~!


汗だくになったので,手水舎の水を頭からかぶりたくなりました^^;


現在の奉幣殿は元和2年(1616年)細川忠興により再建されました。


扁額「英彦山神宮」 ,立派ですね~!


奉幣殿の奥には御祭神が祀られています。


奉幣殿の横にある石製の肥前型鳥居。寛文3年(1663年)2代佐賀藩主鍋島光茂が寄進建立しました。


石段を登ったところにある下津宮。この日は中に入ることができました^^


中には不動明王がいらっしゃいました^^;


近くに天狗様の石像がありました。こわっ!


英彦山の案内板。参道入口には銅の鳥居(国重要文化財)があります。上宮まで相当時間がかかるでしょうね^^;


銅の鳥居はこちら。歴史を感じます。


境内に戻って、池にはたくさん魚が泳いでいました。一緒に泳ぎたい…。


不老長寿の御神水が有名です。


龍神様の口から勢いよく出ています。効果ありそうですね~!


県指定文化財の梵鐘。肥前鐘の特徴があり,今も除夜の鐘として音を響かせています。文禄3年(1594年)に寄進されたそうです。


坂道が厳しい方にはケーブルカーをお勧めします。運行時間約7分、往復620円


2023年4月に来た時、ハウステンボス風に変わっていました。往復700円に値上げ^^;


天気だとこんな感じ。楽だし,見晴らしはいいし,サイコー^^


社務所で購入した宝印絵馬。護符のような模様が印象的。

御朱印

御祭神

正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命- 北岳

配神

伊耶那岐命(いざなぎのみこと) – 南岳

伊耶那美命(いざなみのみこと) – 中岳

所在地

福岡県田川郡添田町英彦山1