
福岡県直方市に鎮座する劔神社の現在の社殿は、氏子中の奉讃により建立されたそうです。
由来
祭祀の始祖は筑紫の国造「田道の命」(考元天皇の五世の孫)で、筑紫物部を率いて神々を祀り、田道の命の橘孫「長田彦」が神官となりました。古くは「倉師大明神」と称えられ、年代は明らかではありませんが、六ヶ嶽の東嶺「天上嶽」に鎮座されていました。室町時代の足利義満が高向兵部卿良舜を奉行とし社殿を造営し、戦国時代の龍ヶ嶽城主杉氏が粥田莊鎮守の宗社として崇敬し、社殿を「紫竹原」に遷座造営し熱田神宮より日本武尊を相殿に奉祀して「八劔大神」と称えました。江戸時代に社殿は焼失し、現在の「亀丘」に遷した後、藩主黒田長清が再造営しています。
★ 公式ホームページ
散策

古い一の鳥居から進みます。

二の鳥居の方が大きい。

鳥居に掲げられた扁額

近くにあった社号標

明治32年に奉納された狛犬様

手水舎。近くに行っても自動で水が出てきませんでした(-_-;)

参道はこんな感じ。さらに進んでいきます。

石段はつらい…。もう少し頑張ります^^;

登ったら結構広かったです。

落ち着いた感じの拝殿でした。

拝殿の中の様子

拝殿前にあった灯籠。お寺にありそうな形でした。

本殿はオーソドックスな流造り

本殿左側に鎮座する須賀神社と八龍神社

こちらは左側から天満宮・稲荷神社。右側は八幡宮
御祭神
伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)
伊邪那美大神(イザナミノオオカミ)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
石拆之神(イワサクノカミ)
根拆之神(ネサクノカミ)
石筒之男之神(イワツツノオノカミ)
甕速日之神(ミカハヤヒノカミ)
樋速日之神(ヒハヤヒノカミ)
建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)
闇淤加美之神(クラオカミノカミ)
闇御津羽之神(クラミツハノカミ)
所在地
福岡県直方市下新入2565
