福岡県直方市に鎮座する劔神社の現在の社殿は,氏子中の奉讃により建立されたそうです。
由来
祭祀の始祖は筑紫の国造「田道の命」(考元天皇の五世の孫)で,筑紫物部を率いて神々を祀り,田道の命の橘孫「長田彦」が神官となりました。古くは「倉師大明神」と称えられ,年代は明らかではありませんが,六ヶ嶽の東嶺「天上嶽」に鎮座されていました。室町時代の足利義満が高向兵部卿良舜を奉行とし社殿を造営し,戦国時代の龍ヶ嶽城主杉氏が粥田莊鎮守の宗社として崇敬し,社殿を「紫竹原」に遷座造営し熱田神宮より日本武尊を相殿に奉祀して「八劔大神」と称えました。江戸時代に社殿は焼失し,現在の「亀丘」に遷した後,藩主黒田長清が再造営しています。
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散策
比較的新しい立派な鳥居。この日は天気もよく心地よかったです。
黒に金は合いますね。かっこいい!
横から見た拝殿と本殿。それぞれ建立された年代が違うようですね。本殿には廊下が見えます。
御祭神
伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)
伊邪那美大神(イザナミノオオカミ)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
石拆之神(イワサクノカミ)
根拆之神(ネサクノカミ)
石筒之男之神(イワツツノオノカミ)
甕速日之神(ミカハヤヒノカミ)
樋速日之神(ヒハヤヒノカミ)
建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ )
闇淤加美之神(クラオカミノカミ)
闇御津羽之神(クラミツハノカミ)
所在地
福岡県直方市下新入2565