平安時代(昌泰三年)に創建されたと伝えられるイザナキ・イザナミの二神を祀る神社です。本殿の日本神話をなぞった非常に珍しい彫刻は県の有形文化財にも指定されています。
由来
三ヶ所神社は古くから二上山天孫降臨の聖地の山岳信仰に関わる神社です。当神社の主祭神はイザナギ、イザナミの命で夫婦和合、縁結びの神様です。 また、合祀神はニニギノ命、サルタヒコの命、スガワラミチザネ公です。三ヶ所神社の御神体ともいうべき山は、男嶽、女嶽からなる二つの峰で男嶽(1060メートル)の9合目に奥宮があります。伝承によると、当神社は昌泰年間(平安時代)頃に創建されました。江戸幕府第11代将軍 徳川家斉の時代になると、当時の延岡藩主の篤い信仰から豊後の宮大工棟梁牧彦兵衛以下15名が招かれ、後の世に伝わる見事な社殿彫刻がほどこされました。牧彦兵衛は京都九条家出入りの名工と伝えられています。
★ 公式ホームページ
散策
鳥居をくぐり参道を進んでいきます。
脳のお守りは珍しいですね~!買おうかな。。
手水舎。珍しい岩と一体でした。
拝殿の中の様子
拝殿と本殿。特に本殿の彫刻は見応えが十分です。
写真で伝わるか分かりませんが,とても繊細で巧妙な造りでした。
本殿にある脇社は九州でも7社だけだそうです。
旧本殿が併存していました。これも珍しい!
拝殿前の絵馬とは別に古い絵馬がありましたが,風化して文字がまったく読めません。
三ヶ所神社には奥宮があるそうですが,時間なく断念しました^^;
御朱印
御祭神
伊弉諾尊
伊弉冉尊
瓊々杵尊
猿田彦尊
所在地
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所8736