熊本県阿蘇郡高森町高森に鎮座します。推定樹齢480年の南郷桧が立ち並び,深淵たる雰囲気を醸し出しており,夫婦杉も有名です。
由来
高森町の総産土神であり,一名矢村社という。阿蘇神話によれば神武天皇の皇孫,健磐竜命が阿蘇に下向され,湖水であった火口湖を乾され,阿蘇山から南北に向って宮居のト矢を放たれ一矢この地の大石にあたり,ここに宮居を定められたという。社殿はもと後方の宮山にあったが400年程前に現在地に奉遷され現在の本殿は300年程前の建築といわれている。
散策
鳥居付近。早朝に参拝したので,朝霧が出て神聖な雰囲気が漂っていました。
元禄7年(1694年)に建立された石の鳥居は県下で10番目に古いものです。扁額には「矢村社」と書かれています。
入口付近におられた狛犬様。特徴的なお姿をされていますね。
手水舎は標準的なタイプでした。
流造りの本殿。重厚感があってかっこよかったです!
本殿扉前に鎮座する石像の随神様。珍しいですね~!
境内にある天照皇大神宮
樹齢460年の夫婦杉。とても大きかったです!
境内には巨大な南郷桧がそびえ立っており,神聖な雰囲気を醸し出しています。
入口付近にあった案内板。手書きなのがいいですね~!
御祭神
健磐龍命(阿蘇大明神)
阿蘇都媛命 外十九座
所在地
熊本県阿蘇郡高森町高森354-2