福岡市早良区賀茂に鎮座する鯰伝説のある神社です。享保の大飢饉の再来を鯰の霊験で防ぎ,平穏な日々への世直しを鯰に祈願したそうです。
由来
当社は京都賀茂神社の分霊社として創設され,その建立年は詳ではないが,境内より平安時代の瓦を出土したことによりその以前の建立であると認めることができる。尚,昔から身体に白い斑点のでるマナズの平癒祈願の神様として遠近よりの参拝者が多い。
散策
道路から見た鳥居。扁額には金色で「賀茂神社」と書かれています。
緑の旗がいいですね。参道を進んで行きます。
手水舎。柄杓が置かれていました^^
拝殿前の狛犬様。体の模様がはっきりしています。白目かな…。表情が怖いですね^^;
拝殿に掲げられた立派な扁額。かっこいい!
享保17年(1732年)と18年,西日本一帯の大飢饉で多くの餓死者が出たため,氏子達が京都の賀茂御祖神社に祈願したところ,鯰が夢枕に現れたという話があるそうです。
落ち着いた色合いの拝殿に掲げられた手作り感たっぷりの文字がいいですね!
拝殿と本殿をつなぐ部分に屋根がありました。珍しいですね~!
境内には十六天神様,天神様,水神様,庚申様,御大日様が祀られています。
力石もありましたが,経緯がよく分かりません^^;
御祭神
別雷神
玉依姫命
天児屋根命
所在地
福岡市早良区賀茂1丁目29-14