福岡県小郡市に鎮座し,通称「七夕神社」として有名です。1300年以上の歴史ある神社で8月6日,7日の夏祭りには獅子が氏子宅を回り,境内には短冊が飾られます。
由来
創建時期は不明ですが,天平期730年代の成立と言われる『肥前国風土記』に現在の佐賀県鳥栖市姫方町付近の郷名の由来に関して,御原郡の「姫社の社」があり,それによれば姫社郷で人々がたたっていた神を鎮めるため,宗像郡の珂是古が祈禱すると神の在る所は御原郡の姫社の社であった。さらに珂是古の夢の中で織機と糸繰り道具が舞い遊んだことから女神とわかり,これを祀ったといい,この姫社の社が媛社神社の原型と考えられています。1854年(嘉永7年)建立の鳥居には「磐船神社 棚機神社」とあり,村の氏神・岩船大明神であったところに古代の機織りの女神の伝承と全国的に浸透してきた七夕信仰とが結びつき,「七夕さん」として広く信仰を集めるようになったと考えられています。
★ これまでの記事 → 福岡の杜ブログ
散策
神社の看板下に彦星と織姫様がおられます。
社号標は「七夕神社」でした。由来等を記した案内板があります。
鳥居には「媛社神社」と書かれています。
手水舎。汲み置きタイプのようでした。
拝殿前の狛犬様。眼力すごいです!後ろに記念撮影用ボードがありました。
プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットとして「恋人の聖地」に選定されました。
拝殿と本殿
切株から枝が生えている!すごい生命力ですね~!
境内にある「天満神社」
その由来を記した案内板
御祭神
媛社神
織女神
菅原神
所在地
福岡県小郡市大崎1