嘉麻市上山田に鎮座します。境内に続く130段の石段を約2時間半かけて上がりながら舞う獅子舞が有名で,約250年続く伝統行事です。
由来
昔,当地に羽白熊鷲なる土蜘蛛(つちぐも)がいて良民を苦しめていて,神功皇后がこれを征伐するおり,貴船宮で神の御加護を祈ると雲間より光とともに手力雄命が天の射手を率いて加勢し,貴船の神々と手力雄命を併せ「射手引大明神」として祀ったとされます。後に里人が香椎宮(福岡市東区)より御祭神をいただき祀ったともいわれます。中世も領主や里人の信仰厚く、天正年間(1573~92年)には秋月種実が社領十町を寄進し社殿を造営しました。寛政年間(1789~1801年)には福岡藩の御祈念所とされていたという。1845年(弘化2年)に山田触惣社と定められ,1873年(明治6年)に村社,1929年(昭和4年)に郷社となりました。
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散策
鳥居付近。駐車場は画面左側にあります。
石段途中の狛犬様。玉に乗っておられます。
直進するとさらに石段が。130段あるそうです。
手水舎。標準的なタイプです。
御祭神や神社の由来を記した案内版。現代的なオブジェが目をひきます。
ハートで出来ている馬
香椎宮と貴船宮の社号額がある拝殿
豪華な本殿。入口には狛犬様がおられます。
拝殿前に狛犬様がおられないなーと思っていたら,上の方におられました。
ハート型の絵馬。いいですね!
境内左側にある「須賀神社」
御祭神
仲哀天皇
神功皇后
仲筒男神
罔象女神(みずはのめのかみ)
高龗神(たかおかみのかみ)
天手力雄命(あめのたじからおのみこと)
所在地
嘉麻市上山田1539